販促

前回の投稿で弱音を吐いたら

「いろいろ大変ですけどがんばっていきましょうねー!一緒に町を盛り上げていきましょうー!」

ってブログやインスタにいくつもコメントもらってうれしくて泣きそうになったはさみ屋です。

コーヒーの差し入れ持って「読みましたよ。大丈夫ですか?」ってわざわざ工場に会いに来てくれた人も。

あきらめたり投げ出したりするつもりは全くなかったのだけれど、ご心配かけました。
コメントくれたみんなのために、同じような想いをもってるみんながやりやすい状況をつくるために、次に何をすべきか、だんだん見えてきたのでまた違う作戦で戦っていこうと思います。
まずは素直に飲みに誘ってくれた後輩がいたので飲みに行くことから始めます。

 

 

 

日曜日は久しぶりのおかみさん市でした。
今年初めての販売イベント。

基本的に毎月第一日曜日の出店ですが、12月は別イベントに出て1月はお正月で休んだので久しぶりの帯屋町でした。

常連さんが研ぎ直しをいくつも持って来てくれたり、お取引先が偶然見つけてくれて「ここにも売りに来ゆうかえ。」って声をかけてくれたり、高校の同級生が「元気ー?」って会いに来てくれたり。

 

そんな中1人の男性が立ち止まって
「こんなとこにも出てきてるんですね。」って声をかけてくれて
「あ、仁淀ブルー体験博で見学させていただきました。」って。

 

あの時3000円払ってはさみ屋の仕事を見に来てくれてた方でした。

声をかけてもらえてうれしかったです。

 

 

はさみ屋の販促は僕と出会ってもらうこと。

品質や機能を長々と説明するよりも、SNSで毎日発信することよりも、自分と知り合ってもらうことが一番の購入動機になることはまあまあ実証されてきました。
(ここからリピートしてくれるかどうかは品質で判断されます。だから一生懸命作ります。)

そして「僕が作ってます。親父と二人で作ってます。」が一番伝わるブランディングよね。

 

 

体験博で仕事を見て、その職人に帯屋町でも出会って言葉を交わしたら、鋏や包丁が必要になった時、笹岡鋏製作所を思い出してくれるはず。

その日のために。
誘われたらどこでも出店しに行くし、

(昼休みに観光協会から電話もらって「来月神戸でこんなイベントあるんですけど出店どうですか?」って聞かれてイベントの内容もはっきりわからないまま、自分の予定のある無しだけ確認して「行くよー」って返事するやつなかなかおらん、という自負はあります。)

月イチのおかみさん市も続けます。
(3月は『ひなマルシェ(いの町商店街)』出店のためおかみさん市はお休み)

 

 

「今日は売上ゼロやった。」なんてよくあることで、コスパとかタイパとかの観点でいうと非効率に見えるかもしれんけど、実はこの非効率(に見えること)をやめないこと続けることが一番効率的なことを僕は知ってます。

 

 

またどこかで出会ってください。

 

 

 

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