先週金曜日7月29日、英二さん(僕のお父さん)が80歳の誕生日を迎えました。
現役で炉の前に座ってます。火を焚いてます。この真夏に。1942年生まれ。すごいね。
少しずつ世界が前に進んでいて、先月は初めて行くイベント出店が2件ありました。
それぞれまずまずの売上があったのだけれど、「これこれ!このためにあちこち出掛けて行きゆうがやった!」って出来事があったので書いときます。
(ケース1)
7月23日に本山さくら市周年イベントで出会った若いご夫婦。
「あ、はさみ屋さんがおる!」
お話を聞くと南風(まぜ・土佐市のアンテナショップ)でSANUKI no MEGUMI(ドット柄の柄の包丁)を買ってくれていて、「良く切れたので次はペティナイフが欲しくてはさみ屋さん探して行ったんですがお店が閉まってて買えませんでした。こんなところで会えるとは!」
日曜日に来てくれたがやね。せっかく日曜のドライブの目的地に選んでくれたのに日曜定休でごめんなさい。
で、ペティナイフをお買い上げいただきました。
1時間ドライブして本山町へ売りに行った甲斐があります。
ひとつ実際に使ってもらってから、またもうひとつ求めてもらえるのは本当にうれしいことです。認めてもらえた感。
こんなところにもはさみ屋包丁のユーザーがおった。
本山さくら市、また行きます。(お知らせはのちほど。)
(ケース2)
先週はさみ屋にひとりの女性のお客さまがご来店。
「アグリコレットでお話ししたら包丁砥いでくれるって言われてたので持って来ました。」
これもうれしい。
7月16日17日の2日間売りに出かけたアグリコレットで出会った方でした。
イベント出店先で獲得出来るのはその日の売上だけじゃない。
未来のお客さまになってもらえる可能性。そのために出会ったお客さまとお話ししてはさみ屋のリーフレットを手渡します。
もしかしたらその日の売上よりもこっちの方が大事かも。
今回は包丁の研ぎ直しを2丁「1,400円」の売上が生まれただけですが、これをしっかり研ぎ直してその価値を認めてもらえたならばまたその先に繋がるはずです。
そのためにしっかり研ぎ直しします。
・アンテナショップに並べる
・声をかけてもらえたイベントにはあっさり出掛けてみる
・そこで出会ったお客さまとお話しする
(刃物が必要になった時、研ぎ直しが必要になった時に思い出してもらえるように)
・どこで買った品でもうちで直せる限りしっかり研ぎ直しする
・もしかしたらその次はうちの品使ってもらえんかなぁ
・そしたらその研ぎ直しはうちに帰ってきてくれるはず
そんなことをぐるぐるぐるぐる回してなんとか成り立たせてきた仕事なので、これからも続けたいと思います。すごく大事なことやのに、ちょっと忘れかけてました。
と、言うわけで8月の出店予定
8月7日(日) おかみさん市(帯屋町)
8月14日(日) 銀橋マルシェ(仁淀川波川公園)
8月28日(日) 本山さくら市周年イベント再び
世界が復活してきたら休みがなくなる。今日から17連勤です。
(お盆過ぎに休みを取って18日19日で島に遊びに行くので大丈夫。)
また出かけた先で、誰かひとりでもはさみ屋に出会ってもらえますように。