中学生がzoomでオンライン授業とかしたら、好きな子の顔だけ見て一日中過ごすなんてことが起こりそうで楽しそう。リアルなら教室で面と向かう状態なんてないもんね。
席替えの価値が暴落する時代がやってきました。
最近ホームページ経由での研ぎ直しのお問い合わせやご依頼がいくつか続きました。大阪や広島や青森からも!
「モノを大事に、暮らしをていねいに生きる。」
遠慮がちにお問い合わせいただくことがあるのであらためて宣言しときます。
「どこの品でも研ぎますよー。」
時々「自社製品、自店で販売したものしか研ぎません」なんてお店を見かけたりしますが、はさみ屋はなんでもどこの品でも直します。技術的に可能なら。
自店販売分が大量で今まで売った分で次から次へと研ぎの依頼が舞い込んで他のまで手が回らないのであればそれもアリかと思いますが、「他のは直さないけれどうちで買ってくれたら研ぎ直ししますよ。」っていう囲い込み戦略ならちょっと時代遅れだと思います。
研ぎ直しの仕事をひとつの柱としてやってきたはさみ屋の実感としては流れは逆です。
研ぎ直しのサービスからはさみ屋と出会ってくれる方が圧倒的に多い。
従来お使いの他社製品の包丁や鋏を持ち込んでくれる
→直した切れ味を体験してもらう
→良く切れた
→次買う時はここで買おうかな
素敵な流れ。
アフターフォローのサービスを実感してもらってからお買い上げの流れです。
「買ってくれたら直します」ではなくて「直してくれたところから買ってみよう」です。
「買ってくれたらずっとメンテナンスしますよ」ってメッセージを買ってもらう前からアピール出来ます。
一番手軽に数百円からはさみ屋の技術を感じてもらえるサービスが研ぎ直しです。
もちろん逆の流れである「買ってもらえた品の研ぎ直しはうちに戻ってきますように」ってのも願いながら。
この観点からいくと「刃物製造だけ」「刃物販売だけ」「刃物研ぎ直しだけ」というビジネスモデルより「製造・販売・研ぎ直し・全部やります」の方が強そうでね。
全部出来る仕事で良かったと心底思っています。
研ぎ直しだけの人が製造までやってみる、ってのは設備の面でハードルがなかなか高いけれど、製造だけの人が研ぎ直しまで、に進出してくるのは絶対簡単なので鍛冶屋さんみんなが気付く前にもっと差を広げたいと思います。
やらない理由はなんやろね。
刃物の研ぎ直し、柄の付け替えなど、承りますので、お気軽にご依頼ください!