凱旋門賞。なかなかのがっくり加減でした。あそこで2着ってエルコンドルパサーとかオルフェーブルはどれだけすごかったかってあらためて認識させられるね。それでもまた応援します。
先日、フリーペーパーの『K+(ケープラス)』さんにはさみ屋を掲載していただきました。
webでも読めます。
http://www.tosasearch.com/kplus/toku/
ありがたいことにここ数年の間に次から次へといろんなメディアに取り上げてもらってきました。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌などなど。
その度いろんな反応があったのだけれど、『K+』はちょっとすごい。
配布初日から反響続々。四万十市や宿毛市まで鋏を発送したり、「前を通って気になっちょったけどあれ見て寄ってみました。」ってご来店いただいて買ってくれたり。こんなに花鋏が売れた3日間はないね。花鋏需要を掘り起こしてくれてます。
他にも「場所教えて。今度行くわ。」ってお電話も4、5件あって。
今までも「新聞見たよー。」とか「プロフェッショナル出ちょったねぇ。」とか言われたことはあるけれど(プロフェッショナルには出てません。NHKに出してもらっただけです。)、こんなに即効性のあるのは初めて。
包丁よりライバルが少ない鋏に特化した紹介が良かったのか、ズラッと並んだ鋏の写真が見る人の心を掴んだのかわかりませんが、なかなかの手応えです。
「やっぱりプロの書く文章はすごいですね。内容は笹岡さんに聞いたことあることばっかりやけどすごく素敵な文章になってましたもんね。」
これある人からの感想ながやけど本当にそう思います。普通に過ごして来た45年や鍛冶屋になっての20年が素敵でカッコいい親子物語に昇華してます。
K+さん、見つけてくれて本当にありがとうございます。
鋏については本当に昔から作り続けてきたものであって、新しい取り組みでもなんでもないのだけれど、やっぱり発信の仕方や紹介のされ方でこれだけの反応を得られるがやなぁ、と思いました。
つまり、何の仕事でも可能性はいっぱいあります。
だから、見つけてもらえるように、それはメディアに限らず、まだ気づいてもらってないお客さまにも見つけてもらえるように、しっかりやろうぜ、と思いました。
ね、やろうぜー。