現在、県内各地で『土佐の豊穣祭』が開催されてます。
あちこちの既存の秋祭りを「食」に注目して連動させて売り出す作戦。
この前いのの仲間とコローザを焼いた『神楽と鮎と酒に酔う』も、毎年出店してる土佐山田の『刃物まつり』も組み込まれてます。
豊穣祭の中の2つのイベント(仁淀川と物部川)に出店者として出るやつもなかなかおらんろ、って意味の無い小さな優越感を感じておりました。
そんな中、はさみ屋の品を並べてもらってる高知のアンテナショップ『てんこす』さんに納品に行くとスタッフさんに声を掛けられました。
「笹岡さん、20日・21日空いてませんか?」
「何があるんですか?」
「帯屋町でやる豊穣祭に出ませんか?」
「その土日は刃物まつりに出るがですよー。」
「あー、そうか、残念。」
「また何かあったら声掛けてください。」
って帰って来ましたが、本当に残念。
かぶってなければ出るのに。豊穣祭3つ目やったのに。連動してるくせになんで2つが同時開催ながよ。
打率、打点は穫ったけどホームランはあと2本足りんかった、手が届くとこにあったのに、って気分。
でも、そういう風に「イベントあるけど出ませんか?」って声を掛けてくれたことがとってもうれしかったです。
取引先全部に一斉に打診した訳でなく、たまたま来たはさみ屋を見つけて「こいつなら出るかも!」って思ってくれたにちがいない。
(あちこち打診して断られて最後の方にやっと順番が回って来ただけかもしれんけど。勝手に良い方向に考えるのが得意です。)
チャンスの度に顔出してればこういう風にまた次のチャンスを与えてくれる人に出会えますき。それがうれしい。
何か伝わりづらいかもしれんけどめちゃくちゃうれしい出来事でした。
さらに昨日、帯屋町のおかみさん市で包丁砥いでたらお世話役の方にも誘われました。
「笹岡くん、来週も来れん?」
「刃物まつりが…。」
「そっちはお父さんに行かせてこっちに来たら?」
「そういうわけにも…。」
またまた残念、そしてうれしい。
俺、もう一人おらんかにゃあ…。
来年はお街の豊穣祭と刃物まつりの日程をずらして開催してください。
トリプルクラウン目指します。