いつも見ているいの町商工会青年部部長のブログに自分が出てきて一瞬ひるむ。いつ写真撮ったがやろ。隣に座っちょったのに全然気付いてない。そう言えば先月の会の時も知らん間に撮られちょった。この時は自分が主役で一生懸命喋りよったき気付かんかっただけやと思いよったけど。
いつ撮られるかわからないので部長の前ではいつでもキリリとしちょくことにします。
今日、ある刃物問屋さんから電話がありました。普段接することのない社長さんから直々に。(いつもは営業さんとのやりとりです。仲良しです。)
「ペット用の散髪鋏は研げますか?」
「研げますよ。」
「ひとつ持って行きます。それでお客様が納得してくれたらまた何丁も頼んでくれそうなので、丁寧にお願いします。」
見くびってもらっては困ります。次があるとかこれっきりとかで仕事の仕方は変わりません。
だけど、そこでキレるようなありがちな職人気質は持ち合わせてないし、次に繋げたいという気持ちもわかるし、それで丁寧さの変わる職人さんもいるんだろうってことも理解できたので「はい。」とだけ答えました。
でも、やっぱりちょっとだけ、ほんの少しだけ癪なので普段よりもずっとずっと『いつも通り』に研いで仕上げました。
まだまだ頑張っていかんといかんにゃあ、と思いました。
.