やっぱすごいね。
あの白い子。
朝のお日様をお月様みたいに見せてくれたものすごい黄砂の中、予定通り行われた『お別れ親子サッカー』は20分3本勝負で一勝二敗。
一勝一敗で迎えた3本目は負けてたのに延長戦。コーチの「最後どっちか一点とるまでやろう!」の声に最後の力を振り絞るオヤジ達とお母さま方。
キーパーすすむちゃんのファインプレーや野島コーチの枠に飛ばない強烈シュートの数々。子供達も名残惜しかったらしくシュートをいっぱいポストに当ててくれました。
結局20分近く延長して大人達はぼろぼろになりましたがどちらもゴールできないまま終了のホイッスル。誰かが倒れる前に止めてくれた土居コーチの笛に拍手です。
自分的にはたいした見せ場もなく、3本目が始まった瞬間に足がつったり、諒のドリブルをマークして「よし、横パスに逃げさせた。」って思った次の瞬間に「あ、ワンツーってこれか…。」って教えられたりしましたが、なんとか最後まで走りきりました。涼太のミドルもブロック出来たし。楽しみました。
もう負けて悔しいとかないね。遊ばれゆう感じすらある。
でも、たぶん、普段走ることなんてまるでないであろうお母さん達がボールに置き去りにされながらも一生懸命走る姿や、絶好のチャンスにシュート態勢のまま足つって一時停止してしまったお父さんや、「たぶんヒビ入っちゅう…。たくやと交錯した時。」ってあばらをおさえて笑いながらビール飲みゆうオヤジ達は本当に素敵でした。選手達にもきっと伝わっちゅうはずです。今はわからんでもやつらが38歳や44歳になった時「あいつらすごかったがや。」って思うはず。それでいいし、そればあやった。
本当に真剣に遊んでくれた選手、コーチ、そして保護者の皆様、ありがとうございました。また遊びましょう。
もうひとつナイスな出来事。
サッカーするには長すぎる前髪をゴムでくくってちょんまげにしていった僕に未就学女児が言いました。
「さとるちゃん、りょうまみたい!」
うん、やっぱりみはるはえい子や。
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