鍛冶屋日記

年: 2023年

いの町観光協会が取り組むクラウドファンディングをシェアしたら今年初めて一緒に麻雀してもらえました。はさみ屋はこれが一番喜びます。
また遊んで欲しいのでもう一度ここでシェアします。

「仁淀ブルーの聖地“にこ淵”を育む程野の森に○○な家を作ろう」https://readyfor.jp/projects/marumaruhouse/announcements/269022

締め切りまであと2日!大詰めです!
もしよろしければ、ご支援よろしくお願いします!

 

 

 

先日お花が届きました。
当工房の花鋏を使ってくれてるお花屋さんから。研ぎ直しの鋏とともに。

きれいよね。
東京は花束もおしゃれ。

お店に飾ってます。

こんなお手紙も。

やさしい。
うれしい。

本当にこういうやさしさに触れるとうれしいです。
ものづくりしていて良かったなぁと思います。

研ぎ直し出来たので、明日お送りします。

 

 

「大丈夫、3日あったら出来る。」と思ってたし、周りにもそう言って余裕ぶってました。
3日で終わるにしてもそろそろ締め切り来るし、やらんといかんなぁと思いつつ、『ひなマルシェ』の出店までは商品作らんと売りに行くための品がスカスカだったので、3月5日の『ひなマルシェ』が終わったらやろうと思ってました。
ところがマルシェが終わっても明日までに仕上げるべき鋏や今日中に仕上げちょかんといかん研ぎ直しの包丁に襲われ続けたり、お誘いもらった夜のイベントに仕事を早退して参加したり、WBCにわくわくしたり。

 

 

「3日あったら出来るけど締め切りまであと5日しかなくなった確定申告」です。

 

 

土曜日の朝にようやく取り掛かり一日中パソコン入力です。その結果「これ本当に3日で終わるがやろか?」って不安になったので、意を決して日曜日にも休日出勤。朝から晩(WBCのプレーボール)までパソコン入力。

翌月曜日の16時に青色申告決算書が出来上がり、18時半にe-taxにて無事申告完了です。

 

土、日、月、「やっぱり3日あったら出来る」を証明して見せたはさみ屋です。

 

 

 

確定申告のために出来上がった決算書にて衝撃の事実が浮かび上がったので書いておきます。

はさみ屋の仕事は基本的に「鉄と鋼を仕入れて刃物を作って買ってもらう」仕事です。

 

が、2022年、鉄と鋼の仕入れが総売上の「3%」でした。たったの3%。

 

ざっくり言うと、100万円の売上を作るために仕入れた鉄と鋼が3万円。
1万円の鋏にかかる材料代は300円てことです。

(もちろんたくさん使う材料は数年に一度数十万円分どかんと仕入れてじわじわ使っていくものも数種類あるので、昨年はその仕入れが起こらなかったというのもあります。)

それにしても300円の鉄と鋼から1万円の品を作ってたとはけっこう衝撃。

鉄と鋼じゃない仕入れは売上に対して10%でした。これは、販売するために直接必要な柄とかサヤとか箱とかもろもろ。

300円の鉄と鋼で刃を作って、1,000円使って柄を付けてサヤに入れて箱に入れて10,000円で販売。

 

 

ここまで書いて気づいたことがあります。
はさみ屋には原材料の必要ない、水道光熱費(電気代)と消耗品費(砥石代)と努力だけで売上を作れる研ぎ直しという立派な仕事がありました。あ、技もいるね。

これを調べてみると売上の16%は研ぎ直し。

だから300円から1万円は作ってなくて8,400円の品物を作り出していた計算。

 

 

どんだけ身体で稼ぎゆうがやろ。
アスリートやん。

 

温泉代とかマッサージ代とかも経費にしてもらってもいいくらい身体で稼ぎゆう気がするよね。

確定申告なんてしてなくて、仕入と経費の違いを考えたことがない人もいるかと思うので注意書きを足しておきます。(僕も確定申告するまで知らんかったし。)

1,300円の原材料で1万円の売上を作っても8,700円稼いでる訳ではありません。

仕入れ(原材料)ではない必要なお金である経費というものが仕事をするにはいっぱいかかります。
荷造運賃、水道光熱費、通信費、損害保険料、消耗品費、その他諸々。親父さんへの給料賃金も。

今回のはあくまで売上に対する原材料費の割合のお話でした。

それでもなかなか付加価値を作り出せゆう仕事でね。

 

 

簡単に言うとほぼ「手間賃」で稼いでます。

それをあらためて実感したので、明日からもしっかり手間をかけて仕事をしようと思いました。

 

 

 

日曜日の『ひなマルシェ』たくさんのご来場ありがとうございました!
お天気良すぎて3月5日なのに日焼けしたはさみ屋です。

 

先週のお話。

あるお客さまから「昨年9月に工場に伺って包丁を購入させていただきましたが、柄が傷んできました。柄の取り替え出来ますか?」のお問い合わせがありました。傷んだ柄の写真とともに。『TOSA no DAICHI(ストライプ)』が剥がれゆう。

どこのお客さまかわからなかったので
「持ち込んでいただければお取り替えします。遠方でしたらお送りください。昨年9月なら買っていただいたばかりなので今回は無料でお取り替えさせていただきます。」とお返事。

「東京在住なので送ります。」

で、送っていただく。

届いてから約1週間、研ぎ直しと柄の付け替えを施して、発送準備が出来たので、「本日発送します!」のご連絡メールをしようと思ってからが大変でした。

 

 

このお客さまからのメールが見当たらない。
パソコンのすみからすみまで探したけれど見つからない。連絡出来んやん。

お電話でのお問合せやったっけ。
いや、傷んだ柄の写真付きでのお問い合わせやったのは間違いない。写真の記憶はしっかりある。

 

あ、LINEの公式アカウントか!
と思って見返してみるけれどここにもない。

まぁ今回は無料でお直し、お金のやり取りもないき、突然届いても問題ないか。このまま送ろうか、などと考えていて、ようやく思い出す。

インスタグラムのDMからやった!
写真付きのお問い合わせ!

隙間が見えます。

 

そっからはあっさりです。
メールへの返信より素早いです。

「お待たせ致しましたが、出来上がりましたので本日発送させていただきます。」
ヤマトさんのお問い合わせナンバーと翌日到着予定のご連絡。

思い出してよかったー。

 

 

あちこち接点があるのは良いこと。
どっから来てくれたか覚えちょかんと。

まぁ今回こんな苦労をしたので、次からはインスタも確認出来るき覚えんでもいいか。

つまり、LINE・インスタ・メッセンジャーなど、どこからでも都合の良い方法でご連絡ください!
よろしくお願いします!

 

 

※この記事読んで『TOSA no DAICHI』のストライプの柄は剥がれることがあるのか!って買うことに抵抗を感じる人おるかもなぁ。
でも、すぐに剥がれても無料で取り替えてくれるなら安心ねって思う人もおるはず。
どっちが多いかなぁと思いながら正直に書いてみました。

どっちやろね。結果なんてわからんけど楽しみです。

 

 

 

 

宣言通り宮島にカキを食べに行ってきました。
お昼に生牡蠣、焼き牡蠣、牡蠣飯を食べ、晩ごはんにお好み焼きを食べて、胃薬を飲んで寝ました。
翌日帰りの福山サービスエリアでもう一回胃薬を飲みました。旅先での食べ歩きに耐えられる強靭な胃袋が欲しいはさみ屋です。

 

 

今度の日曜、3月5日にいの町商店街で『ひなマルシェ』を開催します。
もちろんはさみ屋も出店。

コロナ前まで開催していた『かみのひなまつり』の進化版のイベントです。
なので『ひなマルシェ』です。

そして商店街を歩いた先のいの町役場のいのホールでは『いのマルシェ』さんが開催されます。

つまりこの日は『ひなマルシェ』と『いのマルシェ』があっちとこっちで同時開催。

『いのマルシェ×ひなマルシェ』

 

 

伝わっちゅうかなぁ。

 

 

書いててもマルシェマルシェしててわけわからんなりますが、あっちもこっちもおいしいものと素敵なもので溢れます。

あっちとこっちは歩いてほんの数分です。

片方だけじゃもったいないので、是非あっちもこっちも楽しんでほしいです。

 

いの町の新しい春の形を見せられると思いますので、胃の調子を整えて、是非遊びに来てください!

スマホ不対応の老眼のめんどくささとメガネの楽さにあまえて2年くらいコンタクトを入れずに過ごして来たのだけれど、もう一回かっこつけてみようと思って1dayの使い捨てコンタクトを作ったはさみ屋です。久しぶりにはっきりくっきり見えた鏡の中の自分を見て「老けた!」と思いました。

 

「甘えていた鏡の中の男に今復讐を誓う」Mr.Children『優しい歌』より

 

 

 

昨日のお客さまのお話。
男性4人グループがご来店。

「見せてください。」
「どうぞどうぞ。」

地元じゃない雰囲気をまとってたので

「ご旅行ですか?」
「仕事です。」
「どちらから?」
「埼玉の○○市から。」

遠くからありがとうございます。
鋏を重点的にご覧になってたので

「植木屋さんですか?」
(遠くからうちを目掛けて来てくれるのはだいたい植木屋さん)

「いや、植物園で働いてます。」

おー、たしかに植物園も鋏使うよね。

「昨日栗林公園を見て、これから牧野植物園に行きます。」

 

朝ドラ『らんまん』効果なのか、たまたまなのか。

 

 

どうやら一人の方が笹岡鋏製作所を知ってくれていて、高知出張の途中に寄る目的地の一つにしてくれていたようです。

 

その方が鋏をひとつ、包丁をひとつ、また別の方が鉈をひとつ買ってくれました。
はさみ屋の1日の売上としては爆売れです。

 

 

全国の植物園にも営業かけたらいくつか売れそうでね。
「研ぎ直し承ります!」の発信だけでもけっこう集まってくるに違いない。
新たな鉱脈を見つけた気分です。ヒントはいつもお客さまから。

 

 

「作るの間に合ってないがやき販路拡大の作戦考えんでいいでしょ!お待たせしてる『ふるさと納税』の包丁を早く作ってください!」っていの町さんや観光協会さんに叱られそうなので、今日はがんばって包丁を仕上げます。

 

らんまん効果で牧野植物園にお越しの植物を愛するみなさま、高知には花鋏や植木鋏を作る鍛冶屋がありますので、是非お立ち寄りください。
品薄の可能性はありますが、受注生産しますので、よろしくお願いします!

 

 

 

閉塞感しかないある組織において「みんなが望むなら革命起こすよ?どう?」って信頼する仲間に相談したら「あわてんな」ってなだめられたはさみ屋です。
背負う覚悟は出来ていたのだけれど、まだ革命は望まれてないので、また一歩ずつがんばります。ひっくりかえせば話は早いと思ったけれど、コツコツ積み上げていくのがめんどくさかっただけなのかもしれません。がんばる。

 

先週、いの町さんに誘われてまちづくりの視察研修に行ってきました。一泊二日で奈良と大阪へ。

まちづくりを実践している先進地を現地に行って見せてもらって、実際行動してる人のお話を聞かせてもらって、すごいなーと思ったり、これは無理って思ったり、うらやましいと思ったり。世界にはすごい人がいっぱいおられる。

まちづくり株式会社を立ち上げることは今の僕には出来ないけれど、今回お会いした方達から聞かせてもらったお話の要所要所に出てくる考え方や覚悟の決め方はとっても参考になりました。

 

「周辺の価値まで上げる気概」
「まちを変える『はじめの一歩』を踏み出せる存在でありたい」

 

力強いよね。こんな人がおったらそりゃ変わるよって納得させられます。

 

まぁでも、今回参加した12人が「まちを変える『はじめの一歩』を踏み出せる存在でありたい」と思うことが出来たらまちは変わるはずなので、今後のいの町にご期待ください。

 

「大阪で焼き肉食って雀荘行って遊んで来ただけじゃんか。」って言われないように、心に刻んで行動しようと思います。

(一緒に雀荘に行って今まであんまり接点のなかったメンバーと仲良くなれたことも、きっと今後に活きてくるはず。楽しかったです。)

 

 

 

前回の投稿で弱音を吐いたら

「いろいろ大変ですけどがんばっていきましょうねー!一緒に町を盛り上げていきましょうー!」

ってブログやインスタにいくつもコメントもらってうれしくて泣きそうになったはさみ屋です。

コーヒーの差し入れ持って「読みましたよ。大丈夫ですか?」ってわざわざ工場に会いに来てくれた人も。

あきらめたり投げ出したりするつもりは全くなかったのだけれど、ご心配かけました。
コメントくれたみんなのために、同じような想いをもってるみんながやりやすい状況をつくるために、次に何をすべきか、だんだん見えてきたのでまた違う作戦で戦っていこうと思います。
まずは素直に飲みに誘ってくれた後輩がいたので飲みに行くことから始めます。

 

 

 

日曜日は久しぶりのおかみさん市でした。
今年初めての販売イベント。

基本的に毎月第一日曜日の出店ですが、12月は別イベントに出て1月はお正月で休んだので久しぶりの帯屋町でした。

常連さんが研ぎ直しをいくつも持って来てくれたり、お取引先が偶然見つけてくれて「ここにも売りに来ゆうかえ。」って声をかけてくれたり、高校の同級生が「元気ー?」って会いに来てくれたり。

 

そんな中1人の男性が立ち止まって
「こんなとこにも出てきてるんですね。」って声をかけてくれて
「あ、仁淀ブルー体験博で見学させていただきました。」って。

 

あの時3000円払ってはさみ屋の仕事を見に来てくれてた方でした。

声をかけてもらえてうれしかったです。

 

 

はさみ屋の販促は僕と出会ってもらうこと。

品質や機能を長々と説明するよりも、SNSで毎日発信することよりも、自分と知り合ってもらうことが一番の購入動機になることはまあまあ実証されてきました。
(ここからリピートしてくれるかどうかは品質で判断されます。だから一生懸命作ります。)

そして「僕が作ってます。親父と二人で作ってます。」が一番伝わるブランディングよね。

 

 

体験博で仕事を見て、その職人に帯屋町でも出会って言葉を交わしたら、鋏や包丁が必要になった時、笹岡鋏製作所を思い出してくれるはず。

その日のために。
誘われたらどこでも出店しに行くし、

(昼休みに観光協会から電話もらって「来月神戸でこんなイベントあるんですけど出店どうですか?」って聞かれてイベントの内容もはっきりわからないまま、自分の予定のある無しだけ確認して「行くよー」って返事するやつなかなかおらん、という自負はあります。)

月イチのおかみさん市も続けます。
(3月は『ひなマルシェ(いの町商店街)』出店のためおかみさん市はお休み)

 

 

「今日は売上ゼロやった。」なんてよくあることで、コスパとかタイパとかの観点でいうと非効率に見えるかもしれんけど、実はこの非効率(に見えること)をやめないこと続けることが一番効率的なことを僕は知ってます。

 

 

またどこかで出会ってください。

 

 

 

日曜日ついに3ヶ月振りに重賞的中したはさみ屋です。3連単を20点100円ずつ買って2,610円。かわいい遊びです。

 

いの町のお店のキャッシュレス化を進めたくて、いの町商工会でキャッシュレスの講習会を開催しました。

いの町どこのお店に行ってもクレジット決済出来る!PayPay使えるよ!ってなったら素敵だなぁ、素敵な町になるなぁ、という思いを抱いて。

朝ドラで観光客がやってくる、感染症の制限が解けてインバウンドが押し寄せてくる。その日のために。その日の前に。

 

 

弱音を吐きます。
無理かも。そんな願いは叶わない。

商工会さんが800件案内を出して講習聞きたいと申し込んでくれた事業者さんが5件。

5人じゃわざわざ来てくれる先生に申し訳ないと、そのあと商工会の職員さんが個々に回ってくれて参加者は20人。

 

そりゃそうよね。

・うちのお客さんはお年寄りばっかりやき
・○%の手数料払ったら利益が残らん
・現金化がひと月遅れたら支払いが回らんなる

そう言ってQRコードなんて世界は必要ないと思う人は「この先あった方がいいですよ!必要になりますよ!」って講習を聞きには来てくれません。何回叫んでも届かない。

そこの感度がある人はもうキャッシュレスなんか導入済み。3年も4年も前のお話。

後から商工会さんに口説かれて参加してくれた人のほとんどはこの導入済みの方々。

僕はこの人達の時間を奪ったことになります。

すでに自ら実行して必要性を実感してることの前の前の段階の講習を聞かされるつらさ。
しかも仕事の時間を融通つけて昼間に2時間知っちゅう話を聞かされる地獄。

 

これはもう無茶苦茶反省。
本当にごめんなさい。

 

これが分断ってやつか。

今の仕事で生きていかんといかん!ってがんばる人はもうやりゆう。
YouTubeで調べたり、ニュースメディアで学んだり。掘ったらなんでもほぼ無料で出てくる時代です。
高知には土佐MBAなんて素敵な学びの場もあります。

 

実際7、8年前には「こんな講習会したいね!先生呼んでもらおう!」ってテーマがいくつかあって仲間達で実行していたのだけれど、今はテーマが全然浮かばない。
新規顧客獲得・顧客満足度・ブランディング、あの頃は楽しかったなー。

 

今、用意された講習会に出ると「いつの話しゆうがよー。実際やってみたらそんなの意味ないよー。そこにお金かけんでも充分やれるのにー。」みたいな気持ちになることが多いです。

 

自分で見つけに行って「これやってみよう」とか「やっぱりこれで間違ってないよね。」みたいなことは日々出来る。1人で出来る。

 

そんな仕事や商売に役に立つことを他のみんなにも知ってほしくてなんとか伝えたくて(何ながやろね、この気質)こんな機会を作ったのだけれど、すでにがんばりゆうみんなの邪魔した感の方が強かったです。本当に反省。

 

違う方法探さんと。
現状を変える必要のない人、変えたくない人、そこを巻き込む術が浮かびません。

 

「そこは気にせず進みたい人だけごんごん進んで行ったらみんな少しずつついてくるよ。それでいいじゃん。それが町の元気になるがやき。」って誰か言ってくれんかなぁ。
町長直々に言ってくれんかなぁ。
(町長とか商工会会長とか一番言われんセリフよね。それは理解してます。わがまま言いました。)

 

どうすればそこの人たちに寄り添えるのか。
目の前に現れてくれない人をどう説得して合意を取り付けて変えるべきところを変えていけるのか。
考えてきたけど、浮かびません。

 

かつては効力を発揮していた商店街のお店みんなで取り組む施策のような、全体を見渡して全体を浮上させるためにやれることなんて今の時代にはないような気になっております。

 

「もう無理!」って切り替えるのは得意ですが、そこが欠点でもあるので「もう無理!」とは出来る限り言わないようにしますので、誰か飲みに誘ってください。

やめないのもあきらめないのも得意なほうです。

 

分断かー。

 

 

 

年明けに高校時代の友達が広島の廿日市に転勤になったので、来月にカキを食べに行くことにしたはさみ屋です。宮島。厳島神社。ホテル予約済み。雪降りませんように。

 

 

昨年11月のエピソード。

ホームページから包丁のご注文が入り、いつものごとく在庫がなくて

「製作途中のものがありますので、2週間ほどで出来上がる予定です。出来上がり次第クレジット決済のご案内をさせていただきますので、少しお待ちください。」のメールをする。

 

2週間後
「出来上がりましたのでクレジット決済のご案内をお送りさせていただきました。お手続き完了が確認出来ましたら、発送させていただきます。」のメールを送る。

 

2、3日経っても反応がなかったので、「メール届いちゅうかなぁ」と思ってメールを再送。

 

それでも反応なしなので、ご注文フォームにご記入のあったお電話番号に電話する。

 

そしたら
「現在使われておりません。」

 

困った。

 

ならば、と思ってこれもご記入のあったご住所にお手紙を送る。

「お電話してもつながらなかったので、お手紙させていただきました。商品出来上がりましたのメールをお送りしましたが、届いてますでしょうか?」

 

これで気付いてくれるはず。何らかのご連絡はもらえるはず。

 

と、思ってたら出したお手紙が「宛先不明」で返ってきました。

 

もう打つ手がありません。

謎。

 

 

電話番号も住所も間違えてご記入されたのか。
ある?そんなこと。
それなら向こうからなんらかのご連絡あってもいいよね。欲しくてご注文してくれたのなら。

うん、実在しない人からご注文が入ったってことか。

 

 

いろんなことが起こりますが、ひとつひとつ乗り越えて。

 

今日は無事クレジット決済を完了してもらったので花鋏を3つ発送します。3件とも東京。

 

 

先週もはずしたはさみ屋です。

息子がふたりいて娘がひとりいるはさみ屋です。

 

次男りんくんは今、徳島の大学に行っていてバンドをやってます。そろそろ卒業するタイミングなのだけれど、就職するつもりはなくてバンドで生きる道を探ってみるとのこと。

 

『LaughTONiC』書きにくい、読みにくい。
「らふとにっく」と読みます。バンド名です。

あちこちでライブもやっていて東京行ったり大阪行ったりもしてたようです。

 

そんな凜くんとの今年の正月の会話。

「バンドメンバーに麻雀のメンツがおったらいつでも麻雀やれていいね。」
(高知にライブに来た時にボーカルとベースとギターと僕とで麻雀やりました。)

 

「そんなことないで。バイトの時間もバラバラやし、みんな揃う時は練習せんと。」

 

たしかに!
音楽で生きようとする4人がせっかく時間合わせて集合する理由は麻雀じゃない。音楽のための時間であるべき。ツラいねー。

渾身のレコーディングが終わったとか長いツアーをやり遂げた後の打ち上げに麻雀してほしい。

 

YouTubeチャンネルあるのでもしよかったら聞いてみてください。

 

『LaughTONiC(ラフトニック)』

https://youtube.com/@laughTONiC_official

「Seventeen Magic」って曲のMVで車の中でベース弾いてるのが凜です。
この車の車検代払ってるのが僕です。

 

親父と麻雀で遊んでくれたバンド小僧たちがこの先どこまでいくのか楽しみです。

 

一昨年、高知ライブの時に撮ったじーちゃんと孫の写真です。

音楽ライブなんてものに生まれて初めて行った鍛冶屋さんとステージに上がる前のベーシスト。いい写真。

 

 

 

 

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