鍛冶屋日記

日: 2020年6月29日

鍛冶屋になった年から23年間毎月1回続けてきたソフトボールのリーグ戦が3月から(コロナさんのため)中止になって体を動かすことが全くなくなってしまったので週一でジム通いを始めました。バキバキになってやります。

 

この度フランスから刈込鋏のご注文が舞い込みました。

過去にも一度はさみ屋に来てくれて買ってくれてたノルウェーの方から追加注文で包丁を海外発送したことがあったのだけれど、全然会ったことのない海外の方からのメールでのご注文は初めてでした。

「I would like to buy a 植木鋏 with long oak handle 60cm and a nice blades 240mm.Can i make this deal with you?」

植木鋏だけ漢字。かわいい。

とりあえずGoogleさんで翻訳。

「60cmの樫の柄で240mmの刈込鋏がほしい。これでお取引き出来る?」

「フランスへの送り方とか送料とか調べるき、ちょっと待ってね。」

返信する時もGoogle翻訳を駆使。便利な時代になってます。

 

前述のノルウェーに送る時にも使った郵便局へ問い合わせ。フランスまでの送料と準備する書類。これは経験があったのでスムーズに進む。フランスまで刈込鋏の大きさでも5,000円で届く。意外と安いじゃん。しかも1週間くらいで着くらしい。

 

問題は決済です。代金受け取り。

前回ノルウェーに送った時は決済を銀行振込に。そしたら計算していた金額より5,000円も少なくなって入金されました。おそるべし手数料。

 

その時に「何かいい方法は?」って調べて登録していたPayPalというサービスをもう一度調べる。登録は2年半前。それから一度も使うことなく2年半。

調べてもよくわからなかったので電話で問い合わせ。ものすごく丁寧に教えてくれました。PayPalさんありがとう。

で、フォーマットに沿って請求書を作り決済用のURLを貼り付けてフランスへメール。あっという間に手続きしてもらえて入金完了。

あとは梱包して発送するだけ。

あ、メールで「研ぐ時の角度教えて」って質問されたので説明をどうにかこうにか英語に直して、言葉より絵が伝わるろ、ってことで簡単な図解も絵に描いて、お手紙を刈込鋏の柄に巻きつけて一緒に発送。

 

ここまで最初のメールもらってから5日。

よく頑張った。

郵便局の追跡サービスを見るともう大阪から飛行機には乗ってます。

 

最後にもらったメール

「PayPalで決済済ませたよ。この注文に対応してくれてありがとう。2020の春の私の庭の写真送るね。このフレッシュで魂の庭を感じてください。」

きれいです。

「this fresh and soul garden.」

どうやら庭師さん。 Gardener さん。

どうやってはさみ屋のホームページまで辿り着いたがやろ、謎。

あとは使ってもらってどんな感想いただけるか。簡単に返品交換出来る距離じゃないので、なかなかのドキドキです。

 

まぁそんなこんなで海外への通販のノウハウが完成しました。

もう次からはサクッと対応出来るはず。

それでもまた2年とか間空いたら忘れるかもしれませんので、お早めに次のオーダーお待ちしてます。

 

 

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