鍛冶屋日記

年: 2015年

今度の日曜日、あさってから怒涛の日々なので予定書きます。

・1月18日(日)
JR伊野駅にて 9:00~15:00
「いのえきマルシェ」
11月12月に続いてもう3回目かー。

・1月24日(土)
東京 国立劇場へ
本川神楽の公演に便乗して「出張いのまちマルシェ @国立劇場」

ペーパーラボさんと一緒にいの町の紙と刃物で東京を席巻してきます。

・2月1日(日)
いつもの「おかみさん市」
帯屋町です。
売りに持って行くもん残っちゅうろうか。

・2月8日(日)
・2月15日(日)
2週連続日曜日は中央公園のアンテナショップてんこすさんの5周年「こじゃんと感謝祭・テント市」に出店。
去年は強風で寒かったなぁ。
もうこのあたりになると、どうして「出ます!」って返事したのかよくわかりません。

・2月22日(日)
くるっと一周した感じで「いのえきマルシェ」4回目。JR伊野駅にて。休む暇もなくひと月が過ぎてます。

・2月28日(土)と3月1日(日)
「いの町かみのひな祭り」で職人ストリート開催。大国様あたりのいの町商店街でやります。

少しのスキもないスケジュール。
売れっ子や。

本屋さんに行きたいので、3月はもう予定入れないように心掛けたいと思います。

ご覧のように毎週毎週飽きることなくあちこちしてますのでどこかでお会いしましょう。
よろしくお願いします!

連チャンで高知新聞の記事ネタ。
昨日日曜日の朝刊4面ご覧ください。

またまたいの町の若き職人さん、でっかく登場。
はさみ屋から東へ300mくらい行ったとこにある畳屋さんです。間にお家がないのでまあまあ遠いけどお隣さんです。
すごいなぁ。

デザインを入れた畳の縁を作ったってのをFacebookで見たのが1年前。

画像借りました。
鰹、ヤマモモ、土佐金、四方竹。
いいよねぇ、これ。

これを見た時、心から「デザイン包丁やっちょってよかったー。」って思いました。
やってなかったらちょっと悔しさやジェラシーを感じちょったと思います。

やっちょったからこそ、そこに心が目を付けたのかもしれんけど。
デザインに触れずに仕事してたら「ふーん。」で終わっちょったかも。
デザインの力をひしひしと感じゆうまさにその時期やったきね。

もう本当に
「やるなぁ」って思いました。
「考えゆうなぁ」って。
「考えるだけじゃなくしっかり動きゆうなぁ」って。
考えるのはそこそこ出来る。
はさみ屋みたいに何にも考えてなくても外からチャンスをもらったり。
そこから自分で動くのがなかなか難しい。
やってみたら意外に簡単ながやけどね。
そういうことを思わせてくれる数少ない若き職人さんです。

みんな頑張ってます。
負けんように進まんとねー。

んで、前回のクリーニング屋さんもそうやけど、せっかく同じ町で同じように「手仕事」とか「職人」とかのくくりで仕事しゆうがやき、一人一人がきちんと強くなって、その先でみんなの力を合わせることが出来たらいいなぁ、なんて思います。

楽しみ。

今日の高知新聞「ただ今修行中」のコーナーに、職人ストリートの仲間、いの町のクリーニング屋さんが登場してました。
12面。ご覧ください。

日々職人チームとして一緒にいろいろやってきた仲間です。うれしい。

一回り下の高校の後輩でもあります。

昨年の秋、はさみ屋がTVに出た時に放送終わってすぐに
「見ました!僕もいつか取材受けるようになりたいです!」
ってメッセージをくれた若き職人。

それが実現する訳です。
ほんの2ヶ月前のことやのに。
すごいなぁ。
ちょっとタイミング的に早過ぎるけどね。
あんまり簡単に追いつかれたらはさみ屋がメディアに出た価値が…。

でも逆に言えば「鍛冶屋だから」とか「伝統産業だから」が必要条件じゃないことが証明されたってこと。
真面目に仕事して、人と関わって、発信すること。これが大事ながよね。

そういう意味でも、一緒に動いて前に進もうと頑張る仲間が注目されるのは素晴らしいこと。

職人ストリートも分厚くなるしね。
出店メンバーみんなが自分が出た新聞記事を飾ってお客さんを待ち構えれたらすごい場所になるなぁ。

他のメンバーの刺激にもなるはず。

僕も負けないように頑張ります。

そして、来てます。
自営業の時代が。手仕事の時代が。
モノづくりに限らず手仕事の時代です。
クリーニング屋さんも散髪屋さんも植木屋さんも大工さんも。

ついでに言えば「いの町」もちょっと今ブームやね。

頑張って僕も乗っかりたいです。

今日は朝からショーケースの撤収へ。

7月のこの時並べに行った共済会館『フェスタフェスタ いの町』の期間が終了。半年ってあっという間。

半年で思ったよりも売れました。
デザイン包丁が2つ、ノーマル包丁も3つ、ナイフが1つ。

鋏も見てもらえたし、いい宣伝になったはず。

片付け中に会館の担当の方からうれしい話を聞きました。

「各市町村に出品をお願いする『フェスタフェスタ』の担当になって初めて声をかけさせてもらったのがいの町で、最初に連絡を取った商工会さんがしっかりお世話してくれて本当にありがたかったです。初めてだったのでそんなものだと思ってましたが、他の町に連絡してもちょっと対応が違ってて。みなさんお忙しいのでしょうけど…。本当にいの町さんは協力的でした。」

我が町の商工会さんも忙しいっすよ。

こんな声が外から聞こえるとうれしい。
本当にうれしい。

この前、TV取材でNHKさんが来た時も言ってくれてました。

「いの町さんの対応は優しいし丁寧ですよ。観光協会さんに電話して問い合わせしても『わかりません』で終わらせることなく『調べて連絡します』って必ず言ってくれます。そうじゃないとこもありますもん。」

さすがです。

この人達のおかげで町の印象はずいぶん違うよね。
次どの町にしようって思う機会が生まれたら優しい人のとこに連絡するもんね。
だから僕たちの仕事のPRの場所が与えてもらえる訳です。そのチャンスが増える訳です。

いい町で商売させてもらってます。
本当にありがたい。感謝です。

そして、こうして丁寧にお世話してくれる人達への恩返しは僕らがしっかり稼ぐこと。きちんと仕事してきちんと稼ぐこと。

頑張らんとね。

今日は高知のタウン誌『ほっとこうち』さんが取材に来てくれました。
これも観光協会さんからのご紹介です。

1月25日発売の2月号に出る予定。

ご期待ください。

あけましておめでとうございます。

これは年末30日、昨年最後に仕上がった植木鋏と刈込鋏。
ギリギリ発送分。

あんまりギリギリなので
「大晦日着になりますがどうしましょう?年が明けてからにしましょうか?」って連絡したけれどみなさんお待ちかねなので「大丈夫です。受け取れますので送ってください。」
荷物を作って送り状書いて、やっておかなければならない研ぎ直しを済ませて一年の売上を計算して仕事上がったら9時でした。
忙しい一年。忙し過ぎた一年。

年末30日におばちゃんが亡くなりお通夜から始まった年末年始のお休み。
21日にお見舞いに行った時はお小遣いくれました。
「僕もう43やけど。」
「かまん、かまん、ちょっとしかあげれんけど。」

新聞やテレビに出たこと
「よかったねぇ。頑張っちゅうねぇ。」って言ってくれました。
おそらくいろんな面で心配かけ続けてきたと思うけど、新聞やテレビに取り上げてもらうというすごくわかりやすい形で見てもらえたことはよかったです。

年が明けて2日にお葬式に出てから同窓会へ。
スピーチの練習をつぶやきながら名札や会場の準備。

31期の同級生70名出席の前で緊張しながらスピーチ。4回目になっても慣れなくて壇上に上がると緊張するし、4回目になるとだんだんしゃべることもなくなって困りました。

いろんな人に「お世話ありがとう!」って言ってもらう。
僕の仕事は返信ハガキの宛先の名前になることと発起人代表挨拶のスピーチだけやのに。
細かい集計や準備は他のきちんとした気の利く仲間がやってくれてます。
目立ちたがりは得をします。

「お世話してくれてありがとう。」のお言葉に対して、準備している側の気持ちは

「来てくれてありがとう!」です。

出席してくれること、もう本当にそれが全てです。

「今回も来てくれるろうか?」
10人のスタッフで準備しゆうのに
「出席が20人くらいやったらどうしよう?」

そんな気持ちで案内を出してます。
「出席」の返信が何よりうれしい。

で、今回は70人の出席。
40人で予約していた2次会に流れてくれたのが50人。
忙しい中、2次会から来てくれた人も3人ほど。
3次会のカラオケには15人。
〆のカレーうどんに5人。

楽しんでもらえた気はします。
僕は楽しみました。

午後5時に乾杯して始まった同窓会、家に帰り着いたのが午前2時半。

次の日は夕方4時半に目覚めました。
あー、寝た寝た。

で、正月休み終わり。

今日は「おかみさん市」に出て来てます。
試し切りのキュウリもはさみ屋チラシも忘れて来ました。
それでも植木鋏と包丁が売れました。

今年もよろしくお願いします!

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