涼太のサッカー話が続きます。
今日は準々決勝。会場は日高。
「小6の時に全日で全て出し切った会場や」なんて感傷に浸りつつ、ミスチルの『fanfare』をリピートで聞いてテンション上げながら会場へ向かう。
「吹き荒れるよ 今日も見通しの悪い海原で みんな悪戦苦闘してるんだ ひとりじゃないぞ 頑張れー!」
相手はシード校。最後の時も覚悟の観戦。
「サッカーの神様、涼太に、涼太のチームにミラクルをください。」
サッカーしてないのにサッカーの神様に頼ってみたり。
試合開始。シード校相手に頑張る丸の内。フリーキックを蹴る涼太。押される、攻められる時間長い。
それでも前半「0-0」で粘る。
ハーフタイム。
ひと息ついて自分の胸が苦しいのに気づく。応援していて息がつまる。
後半開始。
フリーキックを得る。少し距離があったので涼太は蹴らず。ハーフライン辺りからのフリーキックに涼太がペナルティエリアでマークを外そうと動くのが見えた次の瞬間
「あ!飛んだ!」
ヘッドに競り勝ち、ボールがゴール方向へ力なく転がる。コロコロゴールに向かうボールに「うわー、うわー」って思ってるところに味方が詰めて先制点!
「しゃーっ!」って叫んでガッツポーズしてました。
超レアな涼太のヘディングでのアシスト。
これが後半開始5分。
ご想像通りそこからの35分が長い長い。
何度も言うけど相手はシード校です。シュートもクロスもコーナーキックもフリーキックもどんどん飛んでくる。
キーパー頑張る。DF頑張る。涼太も走る。クリアする。
「逃げ切れるかも」ってよぎった頃に相手にPKが与えられました。
監督の先生の声が響きます。
「たく(キーパーの子ね)を信じろ!こぼれ逃すな!」
また頭の中ぐるぐるです。
「あー!でも決められても同点や!けど追いつかれたらキツいにゃあ…。」
祈りました。何を祈ったのかわからないけれど祈りました。
シュートはポストに当たり最大のピンチを防ぐ!
それからもピンチの連続。長い長い「1-0」の時間。
翔悟は負傷交代。コーナーキックのピンチにベンチから仲間に声かける翔悟。
「ここ集中!やらすなよ!」
陸人も両足つって交代。後輩に背負われてベンチに帰って来た陸人が芝生に寝転んでつぶやく。
「あー、最後までやりたかったなぁ。」
みんなの思いがいっぱい見えます。泣きました。
長い長い4分のロスタイムも凌いで「1-0」勝利!
すごい。
すごい試合見ました。見せてくれました。
県体では跳ね返された壁を破ってベスト4。
そして県体でやられた高知商業との準決勝までたどり着きました。
涼太もアシストだけじゃなくいっぱい勝負したしいっぱい守ったし最後までいっぱい走った。今日は最後までフル出場。気持ち見せてくれました。
7番、めちゃくちゃカッコよかったです。
あー、疲れた。
緊張と歓喜と安堵。
次は11月3日。
「覚悟なき者は去れ あてどない流浪の旅 Nobody knows 航海の末路」
本当に楽しませてくれます、うちの息子。
また仕事サボって応援です!