鍛冶屋日記

カテゴリー: イベント・売り出し

日々、いろんな人に怒られたり嫌われたり誉められたり仲良くなったり。
忙しい。

ひなまつり2日目は朝から雨。
満を持して土曜日の帰りに「まちかど市」の店頭につるしたてるてる坊主敗北。

寒かった。

それでもお客様が来てくれました。ありがたい。

もちろん良いお天気だった一日目より人出は少なく、だんだん雨が強くなって商品に吹き降ってきたのでテントだけ残してはさみ屋は店じまい。
それからは食べ歩き。ライスコロッケ、おからドーナツ、カレー、おでん、ぜんざい、お腹いっぱい。
どのお店も売上がさびしかったはずなので、ちょっとでも。

今日は昨日濡れてしまった商品を一回出して乾拭き、油拭き。テントも干します。雨は大変。

用事で昼休みにまちかど市に寄ったらスタッフから

「てるてる坊主片付けたら晴れました。」って。

…ごめんなさい。

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売上を伸ばすために魔法をかけてカエルにしてしまうような会社の商品は使いたくないと思いました。あれはこっそりやるべきです。

先週、仕事以外の用事で仕事を抜けて一日中いの町をうろうろした日の出来事。

帰って来たら親父さんから報告。

「『てんこす』のイベントでお前と話したってお客さんが砥ぎ直しを6丁持ってきてくれて鎌を二つ注文してくれた。」

「それから、いのの『まちかど市』で片手鍬を買ってくれたっておばあちゃんが砥ぎ直しをどっさり持って来てくれちゅう。ひなまつりに持って来てやと。」

よし。

これ結果でね。

そんな出会いを求めてまた明日、明後日はいの町商店街にて『かみのまち・いの・ひなまつり』。

売れん売れん言いながらも少しずつ減ってしまった包丁も残業で仕上げて補充に成功しました。できたてほやほやを持って行きます。

それから、規模のだいぶちっちゃい『職人ストリート』もあります。

遊びに来てください。

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日曜日は28日振りのお休みでした。惜しい。
もうちょっとで「1ヶ月休みなかったちや。」って言えたのに。
そんな久しぶりの休日は6時半起きでバニーアイズの開幕戦を戦ってきたけれど…。

今度の土日は『かみのまち・いの・ひなまつり』。

お天気微妙なので今回のイベント主催者である観光協会せいちゃんに電話で要請。

「土日は晴れさせてください。」

「そうしたいですけど僕の力では…。」

「てるてる坊主で対応しましょう。」

「わかりました。」

で、昨日観光協会のブログ見たらさっそく出来上がってました。こちら

すばやい。

けどすばや過ぎ。昨日お天気が持ったのはこいつのおかげじゃないろうか。
今日も晴れちゅうし。

吊り下げられるのが金曜日の晩でありますように…。

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昨日は七色ロードのお疲れ会。打ち上げ。

盛り上がる。一生懸命やったら打ち上げは盛り上がる。本当に盛り上がる。このパワーはきっと次に繋がる。

2次会は古民家。

そこで未来の話が出る。
飲み会の席であっても、頼られて期待されて悪い気はしないのだけれど、そんなことしよったら俺仕事出来んくなるにゃあ…って思う。

押し付けられてはいけません。
選び取らなければ。

「無理無理。」って言ってしまえれば簡単ながやろうけど…。

調子乗りは「俺しかおらんじゃん。」とか思ってしまいます。

反面、一職人でいたいです。
とか、かっこいいことも言ってみる。

まぁ本当に壊れてしまいそうなので「無理無理。」ってことにしときます。

今日は弱気。

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今日、危うく大人の事情に流されそうになりました。よく踏ん張ったと思います。

土日は『てんこす』さんの2周年記念イベントの2週目に出店。

売れたか売れんかはご想像通りですが、同級生が何人か会いに来てくれて「がんばりよー」って差し入れくれたり、家族連れの青年部の前部長に出会ったり、商工会の美人職員さんが通りがかりに声かけてくれたり。
いいことたくさんの2日間でした。
土曜日は粉雪が舞う中めちゃくちゃ寒くて冷たくて泣きながら包丁砥ぎましたけど。

この度のイベントに先立って『てんこす』さんよりガラガラ抽選会の景品提供の要請があり、包丁を3丁提供させていただきました。

土曜日にその包丁が当たったというお客様と会うことが出来ました。

「昨日ガラガラで包丁当たったので今日もまた来てみました。一等より包丁が当たってうれしかった。もったいなくてまだ使ってません。中に入ってたお手紙(リーフレット)が良かったです。」

こんなとこにも出した意義、出てきた意義を見つけさせてもらえます。

買ってもらわずとも出会えたお客様。もちろん使ってもらってからが重要ですがこの時点では喜んでもらえてました。
そんな方があと2人潜んでいることを願います。

とってもうれしいので、またこういうチャンスがあれば活かしていきたいと思います。

それから土曜日に隣同士で出店してたジャム屋さんでおみやげに『桑の実ジャム』を買いました。

日曜日はちょっと離れた場所での出店でしたが最終日やし閉店間際にご挨拶、と思って「今日は売れましたかー?」って聞きに行ったら

「これ持って帰りー。」って2つもジャムをいただきました。

『ブラックベリージャム』と『文旦マーマレード』。

さらに、片付けしてたらお向かいのお菓子屋さんからも「寒い中4日間お疲れ様。」って『高知城最中』をいただきました。

いい人ばっかり。

またどっかで会えますように…。

いや、またもらいたい訳ではなくて、その時はしっかり買います。

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先日、いの町商店街で開催した『によどがわ七色ロード―花色の巻―』の反省会がありました。

お客様のアンケートや商店街の店主さんの声などをもとに次へ向けての改善点や次回の予定などを話し合いました。これだけなら普通の反省会。

ですが、今回は素晴らしいことに新しい力が会に参加してくれてとっても良い反省会になりました。

参加してくれたのは子育て世代のお父さんお母さんのサークル『いたどり』さんからお二人。

今回の『七色ロード』に出店者として参加してくれていて、出店者として、お客さんとして、また子供たちを遊びに行かせるお母さんとしての目線から、イベントへのさまざまなご意見ご提言を持って来てくれました。

商工会、行政、商店主、という今までの主催者側の面々とは違った感覚。

厳しい意見がたくさんあってちょっと凹んだりもしましたが、

お話ししている間にこちらの思いもわかってもらえたり、絶対参考にすべきご意見やアイデアをいただけたり。

何より「町のために、商店街のために力になりたい。子供たちが楽しめる場所をつくりたい。子供たちが生活していく地域のために、出来ることあるならお手伝いしますよ!」って熱い気持ちが伝わってきて本当にうれしい出会いになりました。

だってわざわざ意見言うために出て来れんでね。
よそではあーだこーだ言えても「一緒にやりましょう!」なんて本当になかなか言えんことやと思います。

この熱い力に頼りたいし頼るべき。

こういう新しい出会いが作れただけでも『七色ロード』は成功です。今のところ。

この先例えば、地元高校生の代表だったりお年寄りサークルさんだったり少年野球チームだったり、いろんな世代、いろんな感覚を持つ人たちがほんの少しでも関わりを持ってもらって、そこから仲間に入ってきてくれたりしたら、『七色ロード』はすごいことになる。

そんな夢を見てしまいそうになる素敵な反省会でした。

今回は向こうから来てくれたけれど、待ちゆうだけじゃなくて巻き込まんとね。

がんばります。

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土曜、日曜は高知県産品アンテナショップ『てんこす』さんのオープン2周年記念イベントに出店してきました。

土曜日は土佐ジローラーメンと三原村のどぶろくシュークリームを食べました。それからお隣で出店の土佐清水の味工房みやむらさんの『ばんのうたれ』を買いました。

日曜日は黒潮町の『かつおのたたきバーガー』を食べてアグリネットワーク・れいほくさんの生姜シロップと土佐山田の松尾酒造さんのお酒を試飲して室戸のマリンファームさんの『沖さよりの燻製』と池川茶園さんの『茶畑プリン』をおみやげに買いました。

刃物が売れなかった腹いせに出店者のみなさんの宣伝しまくってみました。

こんな具合で9割方お客さんの立場でのイベント参加です。

そんな中、ほんの少しの出店者側の出来事。

『てんこす』さんのスタッフさんが一人うちのブースを覗きに来てくれました。並んでる包丁を眺めた後、試し切りのまな板と包丁を見て

「切ってみていいですか?」

「どうぞー。」

で、キュウリとトマトを切ってくれました。

「おー!これはお客様にお薦めしたくなりますね!」

出店した意義見っけ。

こちらも試し切りに興味を示すカツオの人。

昨日『によどがわ七色ロード・花色の巻』終了。

その一画に現れた『職人ストリート』のご報告。

・ポン菓子職人
大忙し。何回みんなをびっくりさせたかわかりません。

・畳職人
「たたみコースタープレゼント50個構えて来たけどあっと言う間に無くなりました。2件くらい見積もりに行けそうです。」

・植木職人
「今回もお客さんと話できたし他の職人さんといろんな話できて楽しかった。次回は木を持って来ようかなぁ。」

・洗濯職人(クリーニング屋さん)
「アイロン掛けの仕方を質問してくれたり、ちょっとご無沙汰のお客様から『また持って来るきね』って声掛けてもらいました。」

・根菜職人(農家さん)
「いつ飲みに行く?」

・家具職人
「一つ注文もらいました!」

成功、でね。

この職人達のコメントで僕はめちゃくちゃ幸せな気分になりました。それからまた次回出店の打診にも「もちろん出ます。」とか「次はこうしてみます。」とか。

充実感・達成感・期待感。
楽し過ぎ。

『職人ストリート』もっともっといい場所になるはず、じゃなくてします。

次回は『によどがわ七色ロード』からちょっと離れて
3月3日(土)4日(日)
『かみのまち・いの・ひなまつり』に間借りする形で『職人ストリート』出現です。

今回出てなかったひとつの『心意気』から「出たい!」の電話あり。

ご期待ください。

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今週はさとる塾もインフルエンザのため学級閉鎖。

携帯で「学級」って打つと予測変換で「閉鎖」ではなく「崩壊」って出て来ます。あー。

昨日、「商店街活性化のためのワークショップ」なる講習会に出て来ました。
2週間前に1回目があって今回が第2弾。

商店街でのイベントの中のアトラクションや、また新しいイベントそのものを考えさせられました。

個人で材料(いの町の魅力)考えてそれを持ち寄ってグループワークで形にする、という練習。

一人で探しても何にも出て来ません。地元のこと知らな過ぎる自分に愕然です。

グループになってみんなが出して来た材料や知恵をふざけながらまとめて行くのが好きでした。実現可能かどうかなんて考えずになんとなくアイデアを作り出していく作業は本当に楽しい。

例えば小学生に「畳を担いで50メートルダッシュ!」させよう、とか「お茶と鮎のシフォンケーキ」作らせようとか。その場にいない人にとってはなんのこっちゃでしょうけど…。

でもきっとそんなアホなセッションの中から楽しい企画は生まれるにちがいない。

とりあえず最後にはグループごとに企画を仕上げてみんなの前で発表。

短い時間でも、そのままでは実現不可能な内容でもそれなりに楽しい企画がいくつか完成。

これをもとに磨けばきっといいものになるはず。そう思ったし絶対実現してやろう、とも思いました。

最後に講師の先生から
「みなさんそれぞれ素敵な企画が出来上がりました。実現する時は是非お手伝いしたいと思いますが、出来そうですか?」

って投げかけられて、一緒沈黙の時間が出来たので

「やりますよ。」

って言っときました。

こうゆうの得意。とりあえず言うちょけ、みたいなの。

でも、せっかく習ったがやし、楽しかったので実現させたいし、やることになるんじゃないかなぁ、って思っています。

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2月4日(土)にいの町商店街にて『によどがわ七色ロード・花色の巻』が開催されます。

前回12月は商店街にお魚を泳がしましたが、今回のテーマは「花」。寒い寒い時ですけど。

テーマは「花」ってことは決まってましたが、第2弾なのでサブタイトルが必要やね、ってみんなで話した次の日に商工会さんにこんなメールをしました。

「サブタイトル考えてみました。

によどがわ七色ロード
―花色(はないろ)の巻―

こんな感じならのちのち、春色の巻、夏色の巻とか、また水色、森色、食色、とか中心に据えるものだけ考えたら次から悩まんで済む。
職人ストリートが育ったあかつきには「技色の巻」やね。

いかがでしょうか?」

で、採用。

企画や案てのは案外通るもんですね。

ポスターも完成。

前回のよりずっといい感じ。

職人ストリートの部分を拡大。
一番左は実在のはさみ屋さんがモデルらしい。

こんなににやけちゅうかにゃあ…。

2月4日(土)です。
うわ、あと一週間しかない…。

遊びに来てください。
お待ちしてます。

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