鍛冶屋日記

カテゴリー: イベント・売り出し

お久しぶりになってしまいました。
最近は『龍馬伝』を観ています。
だいぶ日本を変えたくなってます。誰と誰を結びつけよう。薩長同盟。

昨日今日とひと月振りの売り出し。
地元のJAさんで偉くなった小学校時代の同級生に声を掛けてもらって『JAコスモスまつり』に出店。

JAさんが事前に組合員さんやお客様に送ったDMにはさみ屋のチラシを入れてくれました。
幼馴染みのスペシャルな計らい。

「チラシあったらイベントの案内と一緒に送るき見本ちょーだい。」
「あー、両面か…。よし!うちでコピーしちょく!」
「みんなブーブー言いよったけど『俺の友達やき!』って1200枚全部入れさせたき!」

ありがたい言葉の数々。

おかげで大変よく売れました。
研ぎ直しも休む暇がないほど持って来てもらいました。チラシ効果だけじゃなくかなり口でも宣伝してくれちょった感じ。

ほんとにびっくりするほど売れて、また作らんといかん。
友達のありがたさ。

地元の町でずっとイベントやってきて、だいぶはさみ屋の顔も名前も売れた気になってましたが、農協に来るお客さんはまた違う層の方々。

おかげでまた広がった。
買ってくれた方だけじゃなく研ぐ姿を見てくれた人にも。

まだまだ出て行く意義はあります。

そんな訳で年末に向けてまた休みがなくなってますが22日(日)はひろめ市場へ売りに行きます。
これは町のイベントやら何やらで互いに協力し合ってきた伊野商業さんがやるイベント『伊野商フェア』に商工会さんを通じて「一緒に出ませんか?」ってお誘いいただいたお話。

とてもうれしくてありがたいことです。
二つ返事で「出ます!」って答えてました。

2週間後は高校生に混じって『はさみ屋』と『いの町』を高知の街へPRしに行きますのでよろしくお願いします!

楽天なかなか頑張るね。やっぱり野球も面白い。あ、上原さんもすごかった。

この前の日曜日と月曜日、高知県で開催された「ねんりんピック」のソフトバレーボールが行われた地元いの町の体育館へ販売に。

夏頃に商工会さんから「10月のねんりんピックに出店しませんか?」って言われた時に思い出したのが2008年のマスターズ。全く売れず。立ち止まってくれる人もほとんどいませんでした。

「スポーツイベント行っても売れんがですよね…。」

「そうかもしれんけど、町内からの出店も必要ながよ。出てくれんろうか?」

はい、お願いされたら断るタイプではありません。という流れで期待することなく出店。

のんびり気分でお隣の紙草履屋さんとお話ししたり、おもてなしコーナーへ無料コーヒーを何度ももらいに行ったりしながら午前中全く売れず。予想通り。

お昼に喫煙所で滋賀チームのねんりんピアンの女性と出会いました。お昼の買い出しの相談をしてたので
「スーパーありますよ。歩いても行ける距離です。」
って声を掛けて少しお話し。
「試合がんばってください!」って自分のお店に帰ってたらこの女性がお店を見に来てくれる。

「せっかく仲良くなったんやから買って帰るわ。包丁大好きやし。」

売上第1号。喫煙所営業成功です。

そこから流れが変わりました。
その日はあと2つ植木鋏が売れてまずまず出店した甲斐があった感じの成果。

翌日も「お客さん(選手のみなさん)は昨日と同じ人ばっかりやしなぁ。」って期待なし。

でもこれがびっくりするくらい売れました。
包丁6丁、植木鋏1丁。
たしかに2日あるなら帰る日に買うよね。

その結果を踏まえて考えるとねんりんピック世代のみなさんは「少し高くても良い物を買った方がお得」ってことを知ってる世代。そして高知までソフトバレーを楽しみに来る意欲と余裕を持った方々。

はさみ屋のお客さんとしてはドンピシャだった模様。結果論ですけど。
(5年前のマスターズは40代。お土産や記念のお買い物よりガチンコで競技に来てる方々やったってことですね。)

やっぱり安請け合いは大切です。
チャンスがあれば行くべき、出るべき。
出店したからこそ全国各地にうちの包丁や鋏が旅立つことが出来たのだから。

他にもお隣で出店していた紙草履屋さんから研ぎ直しを預けてもらったり、

スタッフとして動き回ってた役場の方から包丁の注文をもらったり。

なかなか素晴らしい2日間でした。

最初の喫煙所エピソードの滋賀の女性は2日目にうちの前を通りながら
「これもらっていいー?」って言いながら僕の顔を持ち帰ってもくれました。

この金髪さとるちゃんは今滋賀にいます。

さらに今日、滋賀からお電話までいただきました。

「ねんりんピックで似顔絵もらってきたおばさんですけどー、帰って来て包丁使ったらよう切れる!おたくのチラシも入ってたから電話しました。」

うれしい。

さらに
「包丁大好きやから時々買うんやけど、実際作った人と話して買うなんてことないからうれしかったんよー。」って。

うれしい。
そこはうちの強みです。
商品だけでなく作り手まで見てもらう、知ってもらう。
大事なことだ。

書きたい書きたいと思いながら時間がどんどん過ぎてしまってたねんりんピックエピソードですが、今日いただいたお電話で一応完結した感じなのでがんばって書きました。

ま、完結することなくこの後もまだまだ続くことも期待しながら、刃物まつりとねんりんピックで売れてしまってスカスカになった包丁の品揃えを埋めるべく、働きます!

ご報告おそくなりましたが先週土日は香美市鏡野公園にて「刃物まつり」に出店。

両日ともお天気微妙でしたが朝の10時開場とともに雨が上がり片付け終わって帰り道の6時に降り出す絶妙のタイミングでお客様の人出もまずまず、はさみ屋の売り上げもまずまずで終えることが出来ました。

晴れ男晴れ女のみなさま、ありがとうございました!

それからシュークリームが届いたり七色ロードでお世話になってるポン菓子屋さんやゆず屋さんが顔出してくれたり。
ありがとう。

印象深いお客様をご紹介。

50代と20代と思われる女性2人の親子連れ。山口県から。
「おばあちゃんに包丁買って来てって頼まれて。老い先短いから良い包丁がいいんやって。」

墨流し模様の入った特別仕様の万能包丁と小さい出刃包丁を選んでくれた後に
「これ○○ちゃんのお土産にしようか?」って親子でご相談。
デザイン包丁また売れました。ストライプ。

選んでくれる人おるねぇ。
結局3丁で3万円弱のお買い上げ。いい親子さんに出会えた。

次は徳島からのご家族連れ。
何度もうちへ来てはまた他の刃物屋さんを見て回りの繰り返し。悩んでおられました。

メンテナンス、研ぎ直しのお話が出たのでうちのチラシを渡しなごら
「送料かかってしまいますけど研ぎ直しもやってますので。」って言ったら

「あ、このチラシあそこにもあったね。ほら、中央公園の…。」

「はい!『てんこす』さんにも置いてます!」

あっちでもこっちでも同じチラシを見て繋がったことが決め手かどうかはわかりませんが、包丁ひとつお買い上げ。
これは目指す形。はさみ屋があちこち出没したり、あちこちにはさみ屋のショーケースがあっったり。ブランディング。刷り込み。
刃物が必要になった時に思い出してもらう大作戦です。

次は地元高知のお父さん。
包丁を眺めながら
「なかなかえい値段するのう…。」って呟かれたので

「うん。頑張って作りゆうきねぇ。」って答えて少しお話してたら

「よっしゃ!これ買うわ!やきこれからも頑張れよ!」

うれしいねぇ。頑張ります。

最後は若い学生さんふうの女の子。
声を掛けたら
「去年もトマトの試し切りやってましたよね?」

「はい!」

うちが構えた試し切り用のまな板と包丁とキュウリとトマト。

去年も切れ味試してくれて気になって今年も来てくれる。そして一年掛かりで買ってくれる。

これまたうれしい。
そんなこと言われたら300円くらい値引きしますよ。こっちからサービスを申し出ます。

あっちもこっちも気持ちいいのだから。

3年前に親父さんから主導権を奪いとって、良いもの、自分とこで出来たものしか置かないようにしたこと。

試し切り。これ一番説得力あると思う。どこも真似せんけど。

それから、出先で出会えた方、買ってくれた方にはさみ屋のお店にも来てもらえるように、の思いを込めて作ったチラシ。

砥石を持って行って包丁研ぎながら職人が売ってますって雰囲気の演出。本当に職人ながやけど。

毎月の帯屋町や地元の七色ロードでやり続けて来たそんな積み重ねがだんだん実を結んで来たんじゃないかなぁ。

そんな自己満足をさせてくれる充実の2日間でした。

来年はまた行く前は不安になったりするがやろうけどね。

売れるかなぁ…ってドキドキしながら平気な顔して職人ぶります。

今年もありがとうございました!

日曜日に岡山の京橋朝市行って来ました。

本当に感動ばっかり。
素晴らしい朝市です。

振り返って2年前の初参加の時の自分のブログを読み返したら今回もあの時と同じ感想、感動。
その時の様子はこちらです。

お客さんが朝の5時から続々詰めかけることもびっくりしますが、何よりすごいのは運営する方々の姿勢。

今年の懇親会でも

「今日は雨ですが、明日は必ず晴れます!晴れの国・岡山です!だから例年通りにお客様はたくさん来ます!持って来たもの完売して帰ってください!」

この自信。
挨拶、スピーチする実行委員長さんや県議さんや市議さん、全員が自信満々で「明日は晴れる。お客さんたくさん来ますのでしっかり商売してね!」って言い切る素晴らしさ。

しかも僕たちご招待です。出店料タダ、高速代もガソリン代もホテル代も支給。必要なのは懇親会の会費2000円のみ。高知だけじゃなく鳥取や熊本や釧路の業者さんまで全部ご招待。

どんなシステムながやろー?

「来て、売って、儲けて帰ってね!」ですよ。すごいとしか言えません。

翌朝起きると本当に晴れちゅうし。

会場に行くと河川敷なので前日の雨で足元がぐちゃぐちゃなとこがありましたが、すぐに実行委員らしき方々が動きます。
段ボールを敷き詰めたり、それでもダメなとこにブルーシートを敷いたり、さらにはコンパネまで運んで来ました。これが誰かに言われた風ではなく自分からどんどん次の手を打っていく感じ。

お客様が気持ち良く買い物が出来ること、出店者さんが快適に商売が出来ること。これに手間や経費は惜しまない感じ。

これで朝7時。すごい人出。

自分達もイベントを作って出店者を募ってお客さんを呼ぶ大変さを少しは経験して来たので、出店者目線じゃなく主催者目線で見てしまう。

もう全然かなわないし、今までずっと長い間すごくすごく頑張って来たからこその今のこの姿があるんだろうなぁ、って。

真似出来ることは盗んでやろうと思ったり。
どっからお金をひねり出しゆうか質問したり。
出店者が主催者を兼ねる自分達のスタイルへの限界を感じたり。
本当に感心して感動して打ちのめされて帰って来ました。

僕たち県外業者のご招待は年に一回ですが、京橋朝市は毎月第一日曜日に開催されてますので是非一度遊びに、お買い物に行ってみてください。

心からお薦めします。朝5時6時には行かんといかんけど。8時じゃもうピークのあの雰囲気は味わえません。

全国有名朝市フェアはまた来年。また行きます!

あ、朝市でデザイン包丁売れました!ストライプの方。
ついに海の向こうへ。
瀬戸内海越え。

もう全国区やね。

さぁ、次は刃物まつり!
疲れたー。

また忙しい。
刃物まつりまで身動きとれない。
まぁ、他に売りに出掛けたり会に出席したり飲み会があったり中間テストに向けての勉強があったり身軽に動いてるから実際には身動きとってますけど。
全部含めてガチガチの予定。
頑張ります。

ちょっと遅くなりましたが日曜日にいの町の仁淀川で開催された「神楽と鮎と酒に酔う」。
七色ロード実行委員会として七色もちとかぜんざいとかシフォンケーキを売りに行ってきました。

お客さんもたくさんでよく売れました。他の出店者さんからの「完売!」の声もあちこちから。

そんないい感じのイベントでのエピソード。

小さな姉妹がお店の前でごにょごにょ言ってます。

「これなにー?」

指差したのは同じブースに出店していた豆乳ソフトクリーム屋さんのトッピング用のチョコのつぶつぶが入った容器。

「それはチョコ!」

「チョコー?」

「よし!手ぇ出せ。」

2人の小さな手のひらに少しだけこっそり乗せました。おいしそうに食べてくれました。

「誰にも言うなよー。」

「うん!」

それから隣のお店へ向かった姉妹のちっちゃい方が帰って来て小さな声で何か言ってます。

「ん?どした?」

「ママにだけ言った。」

「ん?」

「ママにだけ言った。」

あ、誰にも言うなよって俺言ったもんね。
内緒の約束を破ったご報告。

「そっか!ママならいいよ。他の人に言うなよー。」

「うん!」

わざわざのご報告、かわいかったです。

ジブリのおかけでずっと頭の中で聖子ちゃんが流れてます。「すみれ・ひまわり・フリージア」です。「今日から私は心の旅人」です。

本日は「おかみさん市」

帯屋町で暇してたら高校の先輩が立ち寄ってくれる。以前にも買ってくれたことがある先輩です。

少し話して「また!」って別れた後、しばらくしてまた来てくれました。差し入れを持って。暇そうに砥石を弄ぶ姿が哀れだったに違いない。

ごっくんとスーパーごっくんと土佐の紅茶を。

先輩は確かあっちの方の役場勤めだったはず。地元愛やね。

それから「職場でペーパーナイフ的に使うきこれちょうだい。」ってナイフを買ってくれました。先輩やし、前にも買ってくれちゅうし、差し入れもいただいたので少しお値引き。

「なんか悪いね。」

「いえいえ。差し入れもどっさりいただいちゅうし。」

「ありがとう。じゃあ、これいる?」

で「高知家」のバッヂをゲット。地元愛や。

差し入れ→ナイフお買い上げ→値引き→高知家→ありがとうございます

素敵な流れ。
やけど、この素敵な流れの中でこっちのアクションは一つだけ…。

さぁ、どこにつけよう。

今日は帯屋町でおかみさん市。
砥ぎ直しのお客さんの対応してたら横の方からか細い声で

「さとるちゃん…。」

ん?と思って呼ばれた方を見ると見覚えのある小学生女子が。
頭の中フル回転で思い出しました。
昨年の4月のイベント「七色ロード」でがっつり遊んだいの町商店街に住む女の子。

街中よさこいの踊り子さんとしてはさみ屋の目の前で踊ってくれました。

全然別の場所でも気付いてくれるがや。同じスタイルで同じ商品並べて同じように包丁砥いでたらわかるか。呼び掛けは自信なさげやったけど。

ならば、全然別の場所でも声掛けてくれるがや!うん、これはうれしい。

「おんちゃんじゃないろ。さとるちゃんと呼べ。」ってしつこく教えて、彼女はきちんとそう呼んでくれたのにあの子の名前が思い出せない…。ひどい男や。

次こそ覚えるのでまた七色ロードに遊びに来てくれるといいなぁ。

また会えますように。

前回書いた記事にコメントでアドバイスをもらったので母の日展示を進化させて来ました。間違い探し。

宣言通り帯屋町でも母の日POPを掲げたけれどこちらはあまり効果は見えず。

親子で通りかかったお母さんから娘さんに要求する姿は見ることが出来ましたけど。
「ほら、『母の日のプレゼントに』やって。お母さんこれがいいなぁ。」
娘さんは「ムリムリムリ。」って逃げて行きました。
まぁ、ひとつの選択肢として刻まれたんじゃないかとは思います。

さすがにG.W.で人出は多くて県外からのお客様もたくさん。

友達同士の旅行、20代前半って感じの女の子が試し切りをしてくれて欲しい・どうしようの狭間でしばらく悩んでくれてたので声を掛けます。
「どうですか?」

「すごく切れました!欲しいんですけど…。私東京なんですよ…。」

「あ、通販もやってますので。」ってリーフレットを渡しました。

「じゃあ通販にします!」ってお友達と去って行きました。

が、2分後に戻って来てくれる。

いい子や。

うれしいなぁ。また悩んでくれてます。欲しがってる気持ちが本当に伝わる。本当に頭を抱えてます。

こんなに悩んでくれたらこちらも奥の手。

「そんなに悩んでくれゆうき、500円引いちゃお!どう?」

「あー、そんなこと言われたら買わんといかんやないですかー。………んー。じゃあ…これください!」

ありがとうございます。
無事、東京へ旅立たせることが出来ました。

幸せな気分。

「後のメンテナンスとかもお願い出来るんですか?」

もちろん!

「送料はかかってしまいますけど、送ってくれたら研ぎ直してお送りしますよ。」

遠くの方にお売りする時に心配なのはこのメンテナンスの問題です。きちんと研ぎ直しのこともお伝えしながら売ってますが、遠方だとなかなか返って来にくいので。だって切れなくなって買い換えるなら良いもの使ってもらう意義が薄れるもんね。研ぎ直したり柄を付け替えたりしながら長く長く使って欲しい。使えるがやき。

だから、ここまで聞いてくれるとは、本気のお客様です。
長いお付き合いをしたいです。うれしい。

早く研ぎ直しに返って来んかなぁ…。

でも、あんまり早く返ってくるもの作ってたらダメなので、忘れた頃に返って来ますように。

昨夜は一年前まで一緒に戦った戦友達と久しぶりに会って飲み会。一緒にいたのは一年に満たない短い期間でしたが本当にいろんなことがあったし、一生懸命頑張ったので思い出話で盛り上がりました。今はそれぞれ別の道で頑張っている大切な仲間です。楽しかった。

昼間は帯屋町にておかみさん市。

先月はイベント出店がなくて日曜日ずっと休んでたので久しぶりの休日出動が億劫になってましたが目覚めると雨も上がっていい天気だったのでがんばって出て行きました。

よく売れました。
砥ぎ直しもいい塩梅。忙し過ぎず、暇過ぎず。

そんな中、一人の外人さんが立ち止まってくれました。

しばらく商品を見たり手に取ったりした後、何やら英語で聞かれました。なんとなく「アナタガツクリマシタカ?」って聞かれたのがわかったので「うん、そうそう!」って答えて「あ、それからマイファーザー!」って言ったら僕を指差して

「オー、デシ?」って。

「うん、でし!」

それからまた包丁眺めたり鋏を手に取ったり試し切りのキュウリを切って頷いてくれたり。

最終、ひとつ包丁を選んで
「コレクダサイ。」
「ありがとうございます。5500円です。」

で、サイフから1万円札を出しながら少しためらう様子の後、5000円の小さい植木鋏を指差して

「コレトコレデイチマンエン?OK?」

500円値切られたけど、そんなことより、これが植木用の鋏であることを理解して買ってくれようとしてるのかが不安に感じたので(キッチンナイフはわかってるだろうけど)用途を伝えました。

「えーと、フォー ツリー。それからフラワー。」って。

そしたら頷きながら

「オー、ツリー、オケー!」

の後に

「ンー、bonsai!ikebana!」

って、完全に理解しちょったがやね。ボンサイ、イケバナ世界共通。

もちろん「イチマンエン」にまけさせていただきました。

帯屋町では外国人さん、時々買ってくれます。

ハサミヤ、ガイカカクトク、グローバリゼーション。

日曜日のベスト役は
「立直一発自摸面前清一平和一盃口ドラ1」
一本足りん。まぁ、四人打ちでトリプルやき上等。
九蓮まであと一歩!ってのもありました。

『一一一二三四六六八八九九九』

で、「五!七!五!七!」って念じてたらこの日リアル麻雀デビューのらっしーから六が出てしまいました。
「オンラインではよくやってます。」ってらっしー、素敵です。

日曜日の『てんこす・こじゃんと感謝祭』2日目のご報告。

土曜日よりもずっと暖かくて人出も多かった。
人が多いからって売れる訳ではないはさみ屋ですが、土曜日に知ってもらって「明日も来る?」ってお客様が砥ぎ直しを持って来てくれたり、土曜日にお買い物をした山北のお菓子屋さんから砥ぎ直しをお預かりしたり、土佐清水から出店の宗田節ラーメン屋さんのお姉さんが包丁を買ってくれたり。
はさみ屋リーフレットもなくなるくらい配れたし。

イベント自体を目指して来るお客さんというよりはやっぱり通りかかって「あ、何かやりゆう。」ってついでに見て行くって感じの方がほとんどの印象。

でもイベントはとても良い感じ。
高知の真ん中で北川村から来たパンが買えたり大月町のじゃこ天が食べれたり、個人でやってる作家さんのアクセサリーや雑貨がならんでたり。
「売る!稼ぐ!」ってイベントじゃないけど「知ってもらう!」ってことには大事な場所だと思います。

その場で売れんでも『てんこす』さんには並んでるのでまた買ってもらえるチャンスはあるもんね。

今度の土日も『こじゃんと感謝祭』はやってますのでお時間ある方、街へ出る方は覗いてみてください。
大丸南側のてんこす前広場。

はさみ屋はお休みですけど。

美味しいもの、楽しいもの見つかると思います。

買って食べて守るべきもの、守るべきお店、守るべき人、いっぱいです。

是非。

.

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