鍛冶屋日記

カテゴリー: りん

お前の親父なかなかえいとこつくろ、って質問を思いついたので修学旅行から帰りたての凜に投げかけてみました。

「ねぇ、地デジカってどこいった?最近見んけど。」

そしたらあっさり

「流れ流れて今はロシアにおるらしいで。」

って返って来ました。

まさか行方を知っちゅうとはね…。

手ごわい。

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大阪に住む妹が親父さんへのプレゼントに体重計を送ってきました。体脂肪やら基礎代謝やらいろいろ計れる多機能なやつ。

楽しそうなので生年月日や身長を入力してから乗っかってみると体脂肪率9.8%。驚く。日々タバコ吸ってるだけなのに。

BMIとか基礎代謝とかよくわからない数字の後、最後の表示は「体内年齢」。

25歳だそうです。

次の日乗ったら24歳になってました。
涼太も凜も生まれてない時代の数字です。

お世辞を言って喜ばすために作られた体重計にちがいない。ちょっと言い過ぎの感はありますがそれでも気分がいいので自慢してみる。

りんくん昨日で12歳。

「小学校入ると時間が経つの早いねぇ。保育園の時はめっちゃ長かったのに…。」

なりたて12歳がつぶやく。小6でもそう思うがや。

これからますます早くなりますよー。夏休みももう終わる。

なのでしっかり楽しんで下さい。
お誕生日おめでとう。

体内は24歳、頭の中は19歳の親父より。

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今日はりんくん(6年生)が工場見学に来ました。

夏休みの自由研究に鍛冶屋の仕事を研究するそうです。

夏休みに入った時から打診されてましたが、なかなか都合がつかずようやく実現。

じいちゃんが包丁を作る工程を見てもらいました。

火造り、鍛造から始まってまだ荒砥ぎの段階なので焼き入れから後の工程は来週に持ち越し。

工場で写真を撮りながらちょいちょいだるそうな顔して「暑い…。」って言うので「暑いにゃあ。けど、じいちゃんはこの暑い中、火ぃ焚きゆうで。」って言ったら少し文句が減りました。

それから一緒に展示会を見学に。

「展示会とかやってお客さん見に来るが?」
「高っ!35000円ってこんなん買う人おるが?」

なんて感想をいただく。

それからじいちゃんの技については

「あんな難しいことようやるねえ…。」やって。

おまえがそんなこと言うたって知ったらじいちゃん喜ぶろうにゃあ。
また来週も頑張ってくれるはずです。

将来、自分も孫に自由研究のテーマに選んでもらえるようにがんばろうと思いました。

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りんくんと一緒にニュースを見てる時の話。
テレビの中では「今、出来ること」を櫻井翔くんが教えてくれてました。

凜が言いました。

「義援金。募金する。」
「お、するか。」
「えーと、100円でもえいが?」
「全然かまん。」
「今、千円札しかない。」
「じゃあ今度なんか買ったらおつりの中から100円お母さんに渡しちょきや。」
「わかったー。」

お前の100円はでかいぞ。

凜に負けないように自分が関わるところあちこちで義援金の提案をしてみてます。

とりあえず2つの団体に言ってきました。

「義援金、出そうや。」って言うと

ひとつは「もちろん出しますよ。」って反応でしたが

もう一方は「何の?」って。

びっくりしました。

「何の?」って…。

「地震の。」って言うちょきました。

了承は得ました。

うん、凜の素敵さが引き立つね。

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朝飯食ってる時に言いました。
「帰ったらすぐ宿題しちょきよ。」
「わかったー。」

晩の7時にコンビニでチンしてもらったチャーハンを届けに帰ったら真っ裸でした。
「お、風呂入ったか。」
「うん。遊びに行ってぶちこけてどろんこになったき先入った。」
「そっか。宿題した?」
「まだー。」
「じゃあこれあったかいうちに食べてすぐやっちょきよ。お兄ちゃん迎えに行ってくるき。」
「おっけー。今日はプリント一枚だけやきすぐおわる!」

サッカーの練習からお兄ちゃんを迎えて10時前に帰り着いた時はTV観てました。お兄ちゃんのと自分の晩飯を準備してさあ食べようとゆう時に思い出して聞きました。

「宿題した?」

その瞬間『ハッ!』って音がしました。

声じゃなくて音でした。

少しの間が空いて

「人ってこんなにすっかり忘れることってあるがやねぇ…。」

やって。

もう、まるで計算なし。

こんな無垢な姿見て、こんな無邪気なこと言われたら許すし。

The 大物感。

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パソコンが壊れてしまいました。復旧には少しかかりそうです。

ホームページからのお客様には大変ご迷惑をお掛けします。
ご注文は受けることができますがお問い合わせのメールは見ることが出来ません。お返事など遅れるかもしれませんので一応この場を借りてご報告しておきます。

あー、年賀状…。

今日は凜くんの期末懇談会で奥さんが学校へ。

以下、先生の凜くんへの評価。

「成績アップ、意欲的に取り組んでいた、クラスのムードメーカー、やさしい、人気者」

これ以上誉めれんばぁ誉められまくりだったそうです。

さすが凜。

それから先生から教えてもらったエピソード。

前置きとして、凜くんは『はさみ屋Tシャツ』を普段使いしてくれてます。はさみ屋Tシャツについてはこちらをご覧ください。
「土佐打刃物」と「はさみ屋の銘」を背中に背負って学校に通う五年生です。
僕はイベントの時しか着ないので、凜の宣伝効果は数十倍だと思われます。
いまどき「あいつのオヤジは○○屋」ってこれだけ知れ渡ってる小学生もめずらしいにちがいない。

それを踏まえて読んでください。

ある日の宿題、図形をハサミで切ってくる、という宿題をしてなかった言い訳が

「家にハサミがなかった。」

素敵。

しかも、しっかり『はさみ屋Tシャツ』を着て

「家にハサミが…」

で、先生大爆笑。

隣のクラスの先生(去年までお兄ちゃんの担任の先生)も大爆笑で

「刃物屋の息子が何言いゆう~」ってツッコまれたらしい。いやいや、先生、刃物屋どころかはさみ屋ですき。

さすが凜。

プロや…。

ファンタジスタです。

お家にハサミ買えるようにがんばってはさみ作るきね、凜。

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日曜日は鴨田FCのクリスマス会でした。親子サッカーでは3点ゲットしてきました。上等。

五年生は20人くらいいるのでブルーとレッドに別れた2チーム編成。りんくんはレッド。やのにブルーが試合するのに親が足りんぜよ、ってことで両方に出場したら15分のゲームが4本連続。ポカリ飲んだらもう試合、という殺人的スケジュール。

なんとか走りきってぶっ倒れてたら通りかかったあるお母さんに「またバカみたいに走ったがやろ?朝と違う人みたいになっちゅうで。」って言われました。おっしゃるとおり。

それからカレーを三杯食べてりんくんとのPK対決。

もう五年生なので「一発で決めたらりんの勝ち。一本でも止めたら俺の勝ち。」って約束で勝負しました。

結果、一本目は正面に飛んで来たので止めてやりました。まだまだあまい。
二本目はゴール左隅のいいコース。横っ飛びで触ったけれど決められました。触っただけによけいくやしい。だからそっちはサードベースマンにとってはファールながちや。ナイスシュート。

さぁ、こうやってボロボロになるまで走って息子の成長と自分の衰えを実感できる機会も来年で最後です。

さびしい。

本当に、今からさびしい。

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今日(24日)はうちのスーパー次男、甘エビ大好きりんくんの11歳の誕生日でした。

なのに、なんかの理由で延期になったお祭りの実行委員会が入りました。あの日雨が降ってなければないはずの会です。

実行委員長がさぼるわけにはいかないので昨日の月曜日に商工会青年部の月例会をさぼって(こっちは副部長やきね)回るお寿司を食べに行きました。お祝い先取り。

お店に入ると「スシローの赤身はほとんど赤字です」って書いたポスターがありました。すべて105円の回る寿司の安さをアピールしてます。
それを見たお刺身大好きりんくんが言いました。

「よし、赤身は食べん!」

…めちゃかっこえいやん。
この天の邪鬼っぷりに血統の良さを感じます。

そのリーズナブルなお寿司を息子Aも息子Bも15皿プラスデザート完食。帰りはお腹張りすぎで二人とももがき苦しんでました。

そんな訳で今日の会も委員長は議題をいつも以上に必要以上にスムーズにやっつけて急いで帰って、本日はバースデーケーキ。

無事二日間にまたがるお祝いが終了しました。

結果的に15皿のあとにフルーツ満載のケーキは別腹にも入らなかったと思うのでみんなにとって良かったんじゃないかと思います。

さぁ、次は何をやらかしてくれるがやろ。
楽しみです。

素敵な11歳になりますように。

お誕生日おめでとう、凜。

今日は集金日で外回り。
ニシエヒガシエ走破距離160km。立ち寄った取引先や買い物先や銀行は19件。

毎月昼ご飯を食べるタイミングを逃します。今日も晩までお菓子とタバコで動きました。

帰りに奥さんの病院に寄ってから帰るつもりが遅くなり、ファミマでチーズカレーを2つ買って一旦家に帰って子供達に届けました。それから頼まれてたバスタオルやらビニール袋やら持って

「それ食べちょいて。かあさんとこ行ってくるき。」

ってすぐに出ようとしたらりんくんが

「たいへんやねぇ…。」

ってしみじみ言ってくれました。

なんだかその様に笑ってしまいましたが、こういうひとことが効くがやね。

それでまたがんばれる。

さすが凜や。

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明日から旅に出ます。

商工会青年部の研修旅行で一泊二日で広島へ。なので日曜日の町内会の一斉清掃はさぼります。草刈りさぼって野球観てきます。カープvs.ホークス。何より新しいマツダスタジアム、楽しみです。それからマエケン見たい。一昨日投げちゅう。けんど見たい。

最近の高知新聞に
「土佐人は龍馬さんを呼び捨てにする」

って言う投稿がありました。その人によると薩摩の人は西郷さんを決して呼び捨てにはしない。西郷先生とか西郷どんって尊敬を込めて呼ぶそうです。だから土佐の人が地元のヒーローを呼び捨てにするのが不思議だと。さん付けで呼ぶべきやと。

確かに高知の人は「龍馬、龍馬」って呼ぶねぇ。親しみの表現かもしれんけど。

それを読んだお母さんがりんくんに聞きました。
「龍馬がよー、呼び捨てにされゆうがぁどう思う?」

りんくんの答え。

「龍馬は『そんなちっちゃいこと気にしなや』って言うろ。」

うん、きっとそうや。

でっかいにゃあ、どっちも。

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