鍛冶屋日記

カテゴリー: りょうた

「体を水に作り変えていく」(スピッツ「さらさら」より)
あっちでもこっちでも自由に泳ぎ回る魚の側なのでみんなを泳がすデカさを身につけたいと思いました。湖へ。湖へ。

涼太くんがユニフォームをもらって来ました。高校生はもうすぐ県大。

一年生なのにすごい!って思ったら一年でも9人もらえたらしい。サッカーのベンチ入りは何人ながやろ?背番号をもらえたけどベンチに入れなかったりするってことか。

でもスポーツマン、チームスポーツの選手にとって背番号は特別なものがある。「22番」を大切に。
本人もユニフォームもらってテンション上がってます。

監督からお褒めの言葉をもらったらしい。お母さん経由で。

「テクニックは充分。あとは体力とスピード。」

はい、彼の永遠のテーマ。

小学校時代から、関わっていただいたすべてのコーチから同じセリフを引き出してます。
3年前コラソンに入った時は「しっかり周りを見てプレー出来ゆう。あとはスピードと体力。」やったかな。

スパルタが苦手な親父は、誰かもっと理不尽に涼太を走らせてくれたらいいのに、と思います。体力やスピードはテクニックを身に付けるより簡単ながやき。

永遠のテーマを克服する高校サッカーになりますように。

涼太くん、第一志望の高校に見事合格。勝負強い。

振り返れば友達に誘われてなんとなく体験入学に行ってサッカー部で練習させてもらって志望校に定めたのが11月のこの時。よくがんばった。

「もし、前期ダメでも後期で同じとこ受ける。」宣言を合格発表当日に聞かされ
「うわ!かっこいい!」って思いました。
こういうのんきなギャンブラー体質は遺伝かもしれません。

勉強を教えて来た立場ですけど全然ハラハラしませんでした。
当然「もうちょい時間があったらなぁ…。」とは思ったけれどやれることはやったし、『ウ・カール』も買って帰ったし、涼太が今まで見せて来てくれた強運とかいざって時に努力出来る姿とかへの信頼感、安心感。

やっぱり勝ち取る。

お母さんは五分五分と思っていたようで合格を聞いてかなり感動してました。喜んでました。よかったよかった。

一緒にさとる塾で勉強してきた陸人も涼太と同じ学校に合格。小学校以来のチームメイトにまたなれるね。なかなかの実績や、さとる先生。

そんな喜びの中、涼太が残念そうに言いました。
「○○が落ちちょったがよねぇ…。」

この子は学校は全然別で、小学校時代に市の選抜チームで一緒に徳島遠征に行った男前(姿もプレーも)GK。
合格発表見に行った時にすれ違って「後期がんばるわ…。」って言われたらしい。

「あいつと一緒にやりたいなぁ…。」って涼太くん。

うん、かっこいい。
青い春。

また新しい物語を見せてくれます。

楽しいにゃあ。

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受験生の涼太くん。うちの長男。

ある高校を目指してます。

ひと月程前に体験入学に行ってサッカー部の練習にも参加。顧問の先生にサッカーの腕前(足前か)を褒められ

「うちに来いや。一緒にサッカーしよう。」の素敵な一言をいただく。

先生だけじゃなく先輩方にも良くしてもらったらしい。好かれキャラ。

このサッカー部の雰囲気が涼太のやる気に火をつけてくれました。

自分の学力と相談してなんとなく受ける学校を考えていたのがちょっとランクアップのこの学校に目標変更。

で、先日中学校の進路相談の三者面談。志望校は決まったものの、それに向かって努力はしてるものの
(本当に自分の部屋で机に向かってたりするのでびびります)
「ランクを下げるように言われるかもね。」ってお母さんと話しながら臨んだそうです。

そこで担任の先生のお言葉。

「今の時点で点数は足りてません。でも、ここに行きたい、ここでサッカーしたい!って思いは伝わるし、実際それ以来、授業態度もすごくマジメになりました。他の教科の先生からの評判もすこぶるいいです。今からの努力は必要やけど、受けてみたらどうですか?」

今まで悪ぶってチャカチャカしてたのがちょっとやる気を見せると激変に見える。もともと真面目な子には使えない武器。さすが。

『受けてみたらどうですか?』

いい響き。

晩に涼太と握手しました。
「おめでとう。志望校受験の許可が下りたそうで。」

本当にこいつは自分で見つけて自分で切り拓く。どんどんどんどん大きくなる。勝手に。

『好きなこと』があるって強い。
それがあることによって違うとこでも努力出来る。目標に向かって努力したなら結果なんてどうでもいいじゃんね。

がんばれ。

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「友達になってください。」って言って友達になったことは今までなかったのでだいぶドキドキしましたが、誰にフラれたかわからないようにいっぱい告白してみました。

「受け入れられるってうれしいな。肩の力も抜けて行く。」
(斉藤和義『ベリーベリーストロング』より)

昨日は日曜日から延期に延期を重ねた息子たちの中学校の体育祭。

涼太くんにとっては中学最後の体育祭です。
昨年は骨折完治前で走れなかったなかったので2年振りの出場。
保育園からずっと見てきたかけっこを見るのもこれで最後かも…。

走ったり騎馬戦の馬の先頭になったり綱引きもチームの一番先頭。

また、はりきって白組の応援団として前で応援合戦してました。
掛け声かけたり踊ったり。

うん、かっこえい。
こりゃあモテるがじゃないろうか。

リレーの選手なんかには一切選ばれてないのに誰より汚す体操服。

これは遺伝や。

さすが。
楽しんでました。

あ、りんくん頭が痛くて病院へ。お休み。
凜らしい。

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昨日は「まちかど市協議会」の総会でした。
会長になって一年、お店がオープンして9ヶ月。不束な会長でしたがやれることはやりきりました。うまく行かない面もたくさんあり、いろんなとこに迷惑もかけましたがその時その時でベストな道を選んで動くことが出来たんじゃないかと思います。あー、疲れた。
で、今日から再出発です。

んで、今日は「七色ロード」の実行委員会。会の中で想いの食い違いが見つかりました。でも、会の場で違った意見を熱く戦わせることが出来る幸せを感じました。
裏でしか言葉を発せない人達ばかり見てきたので、公で戦えるって気持ちいい。さぁ、どうやって打ち負かそう、じゃなくて説得しよう。

会が終わった瞬間、そんな余韻に浸る間もなく昨日電話で注文して今日ばーちゃんに取って来てもらった白鳥のシュークリームが8つ乗っかったケーキを携えて帰宅。

今日は涼太くんの誕生日です。

涼太は涼太で忙しくて練習からの帰りが遅いので親父に会があろうがなかろうがかまんがですけど。

15歳です。早い。

本当に「覚え立てのタバコをふかし」てもおかしくない歳になりました。

どんな高校生になるのか、どんな大人になるのか、本当に楽しみです。

お誕生日おめでとう。

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昨日は久しぶりにのんびりしました。昼寝も。一日中ぐうたら。

この春中学生になったりんくん。職人ストリートの仲間である植木屋さんの娘さんとクラスメイトになりました。小学校は別々の校区でしたが中学校は一緒になるね、って言ってたらクラスまで一緒。

その娘さんからの話を植木屋さんから聞きました。

「一年生の教室の窓ガラスを端から端までコンコン叩きながら廊下を歩く三年生とかおるみたいっす。うちの娘がびびってました。大丈夫やろうか。」

娘さんは小学校とは違う新生活になかなか緊張しちゅうようです。
うちにはお兄ちゃんの時の経験があるのでりんくんに何の不安もないけれど。

家に帰ってりんくんに聞いてみました。

「ガラスを叩いてちょっかい出しながら歩く三年生がおるらしいね。」

そしたら隣の人から答えが返ってきました。

「あー、それ俺かも。」

噂の不良三年生の正体はうちのお兄ちゃん。

ちょっと素敵な話。

かっこいいなぁ、涼太。

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今日も親父さんと喧嘩。
最近多いにゃあ…。月一くらいで言い合いしゆう。中身は同じ。もっとゆっくり仕事してもらいたい、心からいたわりたいのだけれど。

誰か、仕事大好き人間のいたわり方を教えてください。

中間テストで目標(5教科350点)に50点足りず50日間ケータイを取り上げられた生活を過ごしていた涼太くん。

「年末までケータイなしやね。あ、没収期間短縮のビッグチャンスがあるやん!」

涼太「なに?」

「期末で350点取ればいい。」

涼太「あー。」

その時は「そんなん無理ですよ、父さん。」って雰囲気満点の「あー。」でしたが、この度見事に期末テストで目標クリア。なかなかやります、うちの子。

英語83
国語47
理科81
数学64
社会75

合計350ジャスト。

なんて上手な点の取り方してくるがやろ。
ケータイ解禁。

英語と数学は教えるのがとってもうまい家庭教師の先生が丁寧に教えてくれてるのでこれくらいは当然です。数学はもうちょい取って来んといかん。

でも理科と社会に本人の努力の跡が窺えます。本当にすごいと思います。

「国語、理科、社会は教えちゃれんき勉強の仕方だけ言うちょきます。授業をきちんと聞きなさい。それだけ。」

きちんと実践したのか、たまたまテスト範囲が簡単だったのかはまた三学期以降を見てみないとわかりませんが、結果が出るってのはやりゆう方も眺めゆう方も大変うれしい。

各教科の点数眺めてもまだまだのびしろいっぱいあるし、楽しみです。

あとは一緒に勉強した健太と涼介の数学と英語の結果が気になります。

さとる塾は継続するのか。冬休み集中講義まで発展するのか。

我が子の結果よりずっとドキドキしながら報告を待つことにします。

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昨日はのんびりまちかど市にて砥ぎ直しイベント。
包丁持って来てくれる人は少ない。負けずにしばらく月一で続けることを心に誓う。

そしてまちかど市スタッフの指示を受け、これまで体験したことのない、きっとこれからもないであろう過酷な(精神的に)作業をさせられる。内容は非公開。公にはできません。告白できるとしたらギリで家族。
そんな苦境も楽しんだ1日。

家に帰ると涼太くんがお母さんに怒られてました。中間テストの結果について。

「気にせんでかまんで。」って意味を込めて、お母さんの背後からジェスチャーでアシスト。そこで笑ったら俺も怒られるじゃんかって思ったらなんとかこらえた涼太くん。

だって怒られたからって勉強始めるやつ見たことないもんね。

なぜ勉強せんといかんのか。なぜテストで点を取らんといかんのか。なぜ平均70点が必要なのか。
そんなことを一緒に考えんといかんし、やり方をアドバイスしちゃらんといかん、と思う。

一生懸命練習せんとJリーガーになれん。
やるかやらんかは本人次第。
でも闇雲にやってもダメ。きちんとした指導も必要。これとおんなじ。

でも、やれって言われたことをやらんかったら、設定された点数に足りんかったら大切なケータイは取り上げさせていただきます。約束ですから。年末までケータイのない生活をどう感じるがやろうね、中2の男子は。

ここで忘れてはいけないのは怒るお母さんの存在。

「そんなんじゃ高校行けんで。サッカーしたいところで出来んで!」

必要だと思います、こういう言葉。

損な役回りやねぇ、お母さんて。俺には言えません。

お父さんで良かったなぁ、などと単純なことを思いながらもそう思わせてくれる存在に感謝しております。本当に。

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夏休みに入った途端に骨折してしまった涼太くんを元気づけるため、さらにサッカーへのモチベーションを失わせないための親心です。

そのわりに涼太から見えないように見えないように気を使ってふくらはぎや足の裏に書きましたけど。

ビール飲んだ上での奥さんとの合作です。

眠る中学生が製作途中に寝返り打ちましたが寝返り打ち返させるという苦労を経ての完成でした。

落書きってやっぱり楽しい。
登校日が楽しみです。

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